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掲載開始日:2022年12月2日更新日:2022年12月2日

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令和3年度第3回宮崎県公共事業評価委員会審議録

1.開催日

令和4年3月16日(月曜日)

2.場所

宮崎県婦人会館3階大会議室「さくら」

3.出席者

  1. 委員
    • 委員長:村上啓介
    • 委員:川瀬隆千
    • 委員:柴田志摩子
    • 委員:嶋本寛
    • 委員:平奈緒美
    • 委員:多炭雅博
    • 委員:鳥山純代
  2. 執行部局
    • 環境森林部森林経営課
    • 県土整備部道路建設課、港湾課、建築住宅課
  3. 事務局
    • 県土整備部技術企画課

4.審議事業

県土整備部所管事業における公共事業再評価について

事業名

担当課

市町村名

箇所名

対象理由

対応方針原案

港湾改修事業

港湾課

日南市

油津港東地区(PDF:718KB)

6

継続

環境森林部所管事業における公共事業再評価について

事業名

担当課

市町村名

箇所名

対象理由

対応方針原案

林道事業 森林経営課 日向市 センゲン線(PDF:1,074KB) 2 継続

林道事業

森林経営課

高千穂町

日出線(PDF:1,061KB)

2

継続

(対象理由)

  1. 事業採択前の準備・計画段階にある公共事業で5年を経過する事業
  2. 事業採択後10年を経過する公共事業
  3. 事業採択後5年を経過する時点で着工できないことが明らかな公共事業
  4. 再評価実施後5年(下水道事業にあっては10年)を経過する公共事業
  5. 1.から4.項の規定にかかわらず、国の対象要件が示された国庫補助事業で、再評価を実施する必要があると認める公共事業
  6. 社会経済情勢の変化等により再評価を実施する必要があると認める公共事業

 

県土整備部所管事業における公共事業事前評価について

事業名

担当課

市町村名

箇所名

道路事業

道路建設課

五ケ瀬町

諸塚村

一般国道503号飯干バイパス(PDF:618KB)

県土整備部所管事業における公共事業事後評価について

事業名

担当課

市町村名

箇所名

対応方針原案

公共県営住宅建設事業

建築住宅課

宮崎市

県営花ヶ島団地(PDF:630KB)

事業目的を達成

公共事業事後評価の報告について

環境森林部

事業名

担当課

市町村名

箇所名

対応方針原案

林道事業

森林経営課

椎葉村

十根川~三方界線(PDF:565KB)

事業目的を達成

県土整備部

事業名

担当課

市町村名

箇所名

対応方針原案

道路事業 道路建設課 西米良村 国道219号横野バイパス(PDF:298KB) 事業目的を達成
道路事業 道路建設課 都城市 飯野松山都城線梅北工区(PDF:279KB) 事業目的を達成
道路事業 道路建設課 都農町 高鍋美々津線東都農工区(PDF:277KB) 事業目的を達成
道路事業 道路建設課 延岡市 堅原細見線黒仁田工区(PDF:267KB) 事業目的を達成
道路事業 道路建設課 五ヶ瀬町 竹田五ヶ瀬線波帰工区(PDF:300KB) 事業目的を達成
河川事業 河川課 宮崎市高岡町 大淀川(高岡)(PDF:407KB) 事業目的を達成
港湾改修事業 港湾課 日向市 細島港11号岸壁(PDF:323KB) 事業目的を達成

街路事業

都市計画課

日向市

富高財光寺通線(中町工区)(PDF:445KB)

事業目的を達成

5.審議結果

  1. 県土整備部所管事業における公共事業再評価の審議結果について、次の事業については、評価の内容及び方針は適当である。
    • 港湾改修事業油津港東地区
  2. 環境森林部所管事業における公共事業再評価の審議結果について、次の事業については、評価の内容及び方針は適当である。
    • 林道事業センゲン線
    • 林道事業日出線
  3. 県土整備部所管事業における公共事業事前評価の審議結果について、次の事業については、評価の内容及び方針は適当である。
    • 道路事業国道503号飯干バイパス
  4. 県土整備部所管事業における公共事業事後評価の審議結果について、次の事業については、評価内容が適切であると認める。
    • 公共県営住宅建設事業県営花ヶ島団地
  5. 県土整備部所管事業における公共事業事後評価の報告については、評価内容が適切であると認める。

6.審議録

県土整備部公共事業再評価

<一括審議>

1.港湾改修事業油津港東地区(日南市)
  • 委員
    採択年度がかなり古いが、当初の実施年度と事業費について伺いたい。

  • 昭和51年に事業実施し、事業費195億円で、期間は15年間を想定していた。
  • 委員
    事業費や事業期間が大幅に増えている理由は。

  • 港湾事業は非常に長い期間を有する事業であり、その間産業の構造も少しずつ変化することで、具体例で話すと船舶の大型化等の理由等により、当初計画から施設を増やすであることや、岸壁の水深を増やす等の計画変更が生じ、その都度計画を見直してその状況に対応することで、事業費や事業期間が増えている。
  • 委員
    港湾改修事業油津港東地区については、継続ということで了承する。

<個別審議>

2・3.林道事業センゲン線(日向市)、日出線(高千穂町)
  • 委員
    事業進捗が低い理由は何か。

  • センゲン線については、柱状節理が発達しており、当初想定していなかったもろい岩盤を止めるための法面施工により事業費がかさみ、進捗が低くなっている。日出線については、当初想定よりも岩盤が硬く、掘削費用で事業費がかさみ、進捗が低くなっている。
  • 委員
    危険が大きいことや、岩盤が硬すぎるということが発覚したということであるが、今後実施する予定の箇所は全て把握しているのか。

  • これまでの事案を踏まえた対策費として事業費を反映させており、期間についても、当初は起点側から片押しでする計画であったものを、終点側からも開設を開始しているため、令和8年度までの完成に向けて進めているところ。
  • 委員
    林道事業センゲン線、日出線については、継続ということで了承する。

県土整備部公共事業事前評価

1.道路事業国道503号飯干バイパス(五ヶ瀬町、諸塚村)

 

  • 委員
    県内で道路整備の要望は多数あるかと思うが、当該路線を優先する理由は。

  • 本県においては、道路改良率が九州で最下位であり、特に国道の改良率が低いことから、県道よりも国道の整備に優先順位の重きを置いているところである。また、高規格インターチェンジへのアクセス整備事業という国の補助制度があり、今の九州地方自動車道の整備と絡んで、五ヶ瀬町の五ケ瀬東インターチェンジに向けての整備ということで、高速道路と一体となって完成させることで効果を上げられることから、今回整備に踏み切ったところ。
  • 委員
    時間短縮の数値は、先ほど回答で話が出た高速道路の整備も反映しての数値となるのか。

  • 五ヶ瀬-高千穂道路の開通効果も含めた数値となっている。
  • 委員
    道路事業国道503号飯干バイパスについては、事業着手を了承する。

県土整備部公共事業事後評価

1.公共県営住宅建設事業県営花ヶ島団地(宮崎市)

  • 委員
    整備により戸数が減少していることや、高層化・バリアフリー整備等の実施により、住民の賃料はどのように変化しているのか。低所得者に対する配慮等がされているのか。

  • 家賃については収入により差が生じるが、従前は5,400円~43,400円であったものが、15,800円~46,200円ほどになっている。但し、緩和措置として、5年間で従前従後の家賃に追いつくように少しずつ上げていく配慮はしている。
  • 委員
    戸数が減少したことで、住めなくなった住民はいなかったか。

  • いない。
  • 委員
    当初計画から変化した理由と、それに伴い予算や工期がどのように変化したのか。今後の改善点。生活困窮者、低額所得者の目的を踏まえた収入に比例する家賃や戸数について伺いたい。

  • 今回の委員会資料で説明できるものがないため、適切・正確に回答できるよう資料を追加で作成し、後日回答したい。
  • 委員
    公共県営住宅建設事業県営花ヶ島団地の審議については、後日の説明資料を確認し、了承するものとする。
  • (後日)
    追加説明資料を用いて各委員へ説明し、公共県営住宅建設事業県営花ヶ島団地については、事業後の事業効果が発揮されているものとして了承された。

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お問い合わせ

県土整備部技術企画課技術調整担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7313

メールアドレス:gijutsukikaku@pref.miyazaki.lg.jp