新型コロナウイルス感染症に関する知事メッセージ（令和2年4月11日）

本日、国の新型コロナウイルス感染症対策本部において、国の基本的対処方針が変更されました。これまでの方針においては、「専門家会議では、繁華街の接客を伴う飲食店等のクラスターの存在が指摘されており、（中略）大きな問題となっている」とし、国の緊急事態宣言の対象都府県において、密閉、密集、密接、3つの「密」が、より濃厚な形で重なる、バー、ナイトクラブなどの「繁華街の接客を伴う飲食店等については、年齢等を問わず、強く外出を自粛するよう促す」とされていました。

今回の変更により、同宣言の対象外の道府県も、「繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛について、強く促す」ことが追加されました。これらの飲食店等においては、現にクラスターが多数発生し全国的な広がりを見せていること、同宣言の対象地域におけるこれらの飲食店等の関係者が対象外の地域に移る事態は避けるべきであることなどが考慮されたものと認識しています。

本県では、これらの飲食店等において感染者の発生は確認されていませんが、本日を含め感染者がほぼ1週間連続して発生している状況を踏まえると、国の基本的対処方針の変更を重く受け止め、感染拡大防止を一層強化する必要があるものと考えています。

このため、県民の皆様には、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛を強くお願いすることにつきまして、どうか御理解をお願いいたします。

令和2年4月11日

宮崎県知事河野俊嗣