報道発表日:2023年11月28日更新日:2023年11月28日
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令和5年度海岸漂着物発生抑制対策事業として海ごみタイルアートプロジェクトを実施しております。この企画は、宮崎県立佐土原高等学校のデザイン部の生徒と宮崎県出身アーティスト原井静香さんが、海洋ごみを使ったアート作品を作成し、イベント等で展示することで、県民のみなさんに海洋ごみ問題への関心や理解を深めていただくことを目的としています。
今回、8月に開催したビーチクリーンで集めた海洋ごみを活用して、アート作品を完成させます。
令和5年12月1日(金曜日)午後3時~4時
宮崎県立佐土原高等学校
宮崎県
佐土原高等学校生徒約10名、原井静香氏(アーティスト)
日時・場所
令和5年12月14日~20日:イオンモール宮崎レストランコート前
令和6年2月20日~26日:宮交シティ東口エントランス
国際連合環境計画(UNEP)の報告書では、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えると試算されております。死んだ海鳥や魚の胃から、誤って食べたプラスチックが多く見つかっており、私たちが捨てているごみが、意図せずに海に住んでいる生物に危害を加えている状態です。県では、宮崎のきれいな海を守るため、ごみの減量化・不法投棄の防止に向けた啓発活動を行なっております。
【海ごみタイルアートプロジェクトの取組み】
令和5年8月26日:木崎浜にて佐土原高校教師、生徒、原井静香氏とビーチクリーンを行う。多くのプラスチックごみや流木等を回収する。
令和5年8~10月:佐土原高校デザイン部の生徒と原井静香氏が中心となってデザインを検討。
令和5年12月1日:ビーチクリーンで集めた海洋ごみを活用したアート作品が完成。
「shizukart®」原井静香氏
宮崎県出身。県内外のデザインやイラストなどを中心に活動。ワークショップやライブペイントを通して、アートの楽しさや魅力を様々な世代の人たちに伝えています。