報道発表日:2025年1月9日更新日:2025年1月9日
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県内の林業や木材産業等の企業人材で構成する「山のダイゴミプロジェクトチーム」が、木材を用いた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、優れた取組を表彰する「ウッドデザイン賞2024」において、ハートフルデザイン部門で優秀賞(林野庁長官賞)を受賞したため、知事へ表敬訪問を行い、受賞報告を行います。
令和7年1月16日(木曜日)16時から16時15分まで
宮崎県知事会議室
山のダイゴミプロジェクトチーム
山のダイゴミプロジェクトとは、「一見価値がなさそうな”ゴミ”のようなモノでもそれぞれに価値を発揮できる場所があり、その適材適所を考えること」をデザインの“醍醐味”と捉え、作り手(地域プレイヤー)と使い手(都市部デザイナー)が一緒になり、林業や製材の現場で利用されていない素材(葉っぱや根株等を含む)の新たな価値の可視化に挑戦することで、山の価値を再発見し、資源を無駄なく活用する方法を考える活動のこと。
これまで、山の現場にある残材(受け口、輪切り、短コロ、枝葉など)や製材・加工の段階で出てくる端材を活用して、店舗什器・備品・玩具・家具・照明・小物・アートピース等の作品を制作し、武蔵野美術大学で展示会を開催したほか、林業や製材の現場をめぐり、林業・木材産業や中山間地域の暮らへの適切な理解や共感を得るための「山のダイゴミツアー」も開催してきた。
製作作品と山のダイゴミプロジェクトメンバー
製作作品の1つ「ウケグチ棚」
山のダイゴミプロジェクトは、「未利用材にデザインの力で価値を与え、生産者と消費者をつなげるツールとして活用している秀逸な活動である」として、ハートフルデザイン部門で優秀賞(林野庁長官賞)を受賞した。