報道発表日:2024年11月5日更新日:2024年11月5日
ここから本文です。
日本がユネスコ無形文化遺産の登録を提案していた「伝統的酒造り」について、このたび無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関より、「記載」する旨の勧告がなされました。この勧告を受け、本年12月2日から7日の間、アスンシオン(パラグアイ)で開催される第19回政府間委員会において最終決定がなされる予定です。
このたび、「伝統的酒造り」が、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関における事前審査において、無形文化遺産の代表一覧表への「記載」がふさわしいとの勧告を受けたことを大変うれしく思います。
正式には、来月開催される政府間委員会を経て決定される予定でありますが、ユネスコ無形文化遺産への「登録」に向けた大きな一歩となるものであります。
「伝統的酒造り」は、焼酎や日本酒などの酒造りに取り組む杜氏(とうじ)や蔵人(くらびと)等が、こうじ菌を用い、日本各地の気候風土に合わせ、長年にわたる経験に基づいて伝承し築きあげた技術のたまものであります。
本県においても、「伝統的酒造り」の継承に携わってこられた県内39の焼酎、日本酒の蔵元及び関係者の皆様に心から敬意を表しますとともに、今後の酒造り技術の保存・継承とあわせ、焼酎が世界の「宝」となり、これからも国内外で多くの皆様に味わっていただくことを願っています。
所属:国際・経済交流課物産・海外展開担当 担当者名:酒井、濵砂
電話:0985-26-7113
ファクス:0985-26-7327