凶悪なテロを行ったオウム真理教
最終更新日:2023年7月13日
教団による凶悪なテロ行為
約30年前、オウム真理教という宗教団体が、殺人やテロを次々と実行しました。
- 脱会しようとした信者や、助け出そうとした知人を殺害(1989年、1994年)
- 教団の体質を追及した弁護士とその妻、1歳の子どもを殺害(1989年)
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教団が争う訴訟の裁判官宅近隣に毒ガス・サリンをまく(1994年、8人死亡、約140人被害)
- 教団への捜査をかく乱するため、地下鉄で毒ガス・サリンをまく(1995年、13人死亡、約5800人被害)
オウム真理教の現状
教団は、麻原彰晃こと松本智津夫及び同人の説いた教義を基盤として、
- 「Aleph(アレフ)」をはじめとする主流派
- 「ひかりの輪」と名のる上祐派
を中心に、現在も活動しています。
全国15都道府県に30か所の拠点施設を有し、約1650人の信者がいるとみられます。
名前を隠した勧誘活動
- 主流派は、教団名を隠したまま「ヨガ教室」や「悩み事の相談」などと言って近づいてきます。街頭や書店における声かけのほか、SNS等を利用して宗教色を感じさせないイベントを開催し、勧誘したりします。
- 上祐派は、各拠点施設で開催している「上祐代表説法会」や、各地の神社仏閣等を訪問する「聖地修行」等の行事について、ウェブサイトを通じ、参加を呼び掛けるなどして、信者獲得を狙っています。
オウム真理教対策の推進
- 警察では、無差別大量殺人事件行為を再び起こさせないため、引き続き、関係機関と連携して教団の実態解明に努めるとともに、組織的違法行為に対する厳正な取締りを推進しています。
- オウム真理教に関する勧誘に伴うトラブル、その他不審な動向に関する情報がございましたら、警察にご相談ください。
お問い合わせ
宮崎県警察本部警備部 警備第一課
電話:0985-31-0110