「地震・津波減災対策に係る小冊子(地震だ!津波だ!生き残れ!!)」
最終更新日:2024年11月26日
南海トラフ地震などの大規模地震・津波から生き残るためのエッセンスをA4用紙1枚から作成できる「手の平サイズの小冊子」にまとめました。家族会議や地域の防災学習会等で活用して下さい。
1.事前対策を徹底する
- 転倒した家具などに挟まれて身動きがとれなくなると避難ができません。事前に家具などが倒れないようにしておきましょう。
- 家の中でも割れたガラスなどで足をけがしないように、就寝時は枕元に靴を準備しておきましょう。
- 地震の影響でドアが開かなくなることもあるので、すぐ使える場所にバールを準備しておきましょう。
2.スイッチを入れる
- 地震の揺れが3分以上続いた場合、海溝型地震が発生したと考えられます。「必ず津波が来る」という認識で行動を開始しましょう。
- ラジオなどから地震や津波の情報などを入手し、自分が活動できる時間を確認しましょう。
3.想定を排除する
- 自治体が公開しているハザードマップは一つの目安であり、これ以上津波は来ないという上限値を示したものではありません。相手は自然です。想定を上回る津波が来ることもあります。より安全な場所へ避難しましょう。
4.最善を尽くす
- 「最善を尽くす」とは「それ以上できることがない」ということです。その時置かれた状況下で最善を尽くし、最後まであきらめずに行動しましょう。
5.率先避難者であれ!
- まず、自分の命を守ることを最優先に考えましょう。自分の命があってこそ他人を救うことができます。あなたが勇気をもって避難を呼びかけ、行動を起こすことで、周りの人も避難を始め、結果として多くの人の命を救うことができます。
資料
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宮崎県警察本部警備部 警備第二課
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