スギ素材（丸太）生産33年連続日本一！

農林水産省が令和6年7月19日に発表した「令和5年木材統計」によると、同年の本県のスギ素材（丸太）生産量は、184万6千立方メートルで、平成3年以降33年連続して日本一となりました。なお、本県の全体の素材（丸太）生産量は、200万1千立方メートルで、北海道に次いで全国第2位となっています。

1.素材生産量

宮崎県の素材生産量（令和5年）

単位：千立方メートル

項目	生産量	対前年比
総数	2,001	98.5%
針葉樹	1,973	98.1%
うちスギ	1,846	98.3%
広葉樹	28	140.0%

【参考】素材生産量の全国合計（令和5年）

単位：千立方メートル

項目	生産量	対前年比
総数	20,643	93.5%
針葉樹	18,922	92.8%
うちスギ	11,917	90.0%
広葉樹	1,721	101.5%

2.本県の順位（素材生産量）

スギ素材生産量の順位

単位：千立方メートル

順位	都道府県	生産量
1位	宮崎県	1,846
2位	大分県	890
3位	秋田県	865

【参考】素材生産量全体の順位

単位：千立方メートル

順位	都道府県	生産量
1位	北海道	3,008
2位	宮崎県	2,001
3位	岩手県	1,235

5.知事コメント

スギ素材生産が、33年連続日本一という偉業を達成したことは、先人達のたゆまぬ努力の賜であり、深く敬意を表するとともに、感謝申し上げます。本県は木材の供給基地として確固たる地位を築いており、伐採による資源利用が進む中、豊かな森林資源のバトンを、同じように次の世代へと受け渡していくことが重要です。県では、今年度、「3つの日本一挑戦プロジェクト」の一つとして、ゼロカーボン社会と地域資源を活用した産業成長の実現を目指す「グリーン成長プロジェクト」を本格展開することとしており、目標とする「再造林率日本一」に向けてしっかりと取り組んで参ります。