報道発表日:2024年8月26日更新日:2024年8月26日
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令和6年8月27日で口蹄疫の終息から14年が経過します。
これを受けて、知事のコメントを発出します。
全国和牛能力共進会における4大会連続での内閣総理大臣賞受賞のほか、本県の令和4年の畜産産出額は2,349億円、令和5年度の牛肉輸出量は1,248トンとそれぞれ過去最高を達成するなど、本県の畜産業は着実に前進している。
一方で、飼料価格の高騰や子牛価格の低迷、消費者の節約志向の高まりによる枝肉価格の伸び悩みなど、畜産経営は厳しい状況に直面している。
また、家畜防疫については、近隣諸国で口蹄疫やアフリカ豚熱の発生が継続しているほか、国内では豚熱の発生が九州でも確認されるなど、家畜伝染病の侵入・発生リスクは依然として高く、これまで以上に「防疫体制の強化」が求められている。
今後とも、「常在危機」の意識のもと、防疫対策を徹底し、生産者はもとより、国、市町村、関係団体と連携し、本県の畜産業のさらなる発展に向けた取組を着実に推し進めてまいりたい。
令和6年8月27日
宮崎県知事河野俊嗣