報道発表日:2024年3月8日更新日:2024年3月8日
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宮崎市立木花小学校において、土呂久公害に関する講話が行われます。
土呂久公害に関する環境教育事業の一環として、講師派遣を各小学校に呼びかけたところ、宮崎市立木花小学校から御要望があり、5、6年生を対象とした土呂久公害に関する講話が行われることとなりました。
NPO法人アジア砒素ネットワークの職員が、これから中学校へと上がり、社会へ一歩近づく生徒達に向けて、県が作成した土呂久公害に関する環境教育用DVDを用いながら土呂久公害の概要や復興への道のり、未来に向けての取組と生徒達が身近にできることなどをお話しします。
土呂久での支援をきっかけに、1996年より活動を行うNPO法人です。
現在はバングラデシュを中心に「住民とともに歩む」理念のもと、安全な飲料水の確保、健康を支える地域づくり、栄養改善と持続可能な農業の実践について活動を展開しています。
高千穂町土呂久地区は「公害健康被害の補償等に関する法律」に基づき、旧土呂久鉱山の操業による公害健康被害(慢性砒素中毒症)の地域指定を受けています。
これまでに慢性砒素中毒症に認定された方は216名です(令和5年3月末現在)。