宮崎県経済の動き（令和3年）

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全体の概況

令和3年の県内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、消費面において弱い動きがみられたものの、生産活動や雇用・労働環境は改善がみられるなど、全体としては緩やかに持ち直した。

(1)生産

生産指数、出荷指数及び在庫指数のいずれも上昇した。

(2)消費

主要ホテル・旅館宿泊客数は増加したが、航空便利用客数、新車登録・届出台数は減少した。

(3)雇用・労働

有効求人倍率は上昇、新規求職申込件数、新規求人数ともに増加した。

(4)投資

新設住宅着工戸数は増加した。公共工事請負金額は減少した。

(5)経営・金融

企業倒産は低い水準で推移した。預金・貸出金残高は増加した。

(6)景気動向指数

一致指数は、景気の拡張・縮小局面の境目となる50.0を概ね上回っていた。