報道発表日:2024年3月26日更新日:2024年3月26日
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家計調査は、昭和21年7月から実施され、国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供することを目的としています。今回、令和5年平均として、宮崎市分について取りまとめた結果を公表します。調査の概要及び結果の詳細については別添資料のとおりです。
消費支出は名目5.0%の減少、実質8.3%の減少
2023年の宮崎市の二人以上の世帯(平均世帯人員2.77人、世帯主の平均年齢62.1歳)の消費支出は、1世帯当たり1か月平均257,997円で、前年に比べ名目5.0%の減少。物価変動の影響を除いた実質では8.3%の減少となった。
消費支出は名目2.0%の減少、実質5.4%の減少
2023年宮崎市の二人以上の世帯のうち勤労者世帯(平均世帯人員3.11人、世帯主の平均年齢52.2歳)の消費支出は、1世帯当たり1か月平均287,085円で、前年に比べ名目2.0%の減少、実質5.4%の減少となった。
「焼酎」の購入数量、支出金額が全国3位、「ぎょうざ」の購入頻度が全国1位に
宮崎市の2023年の1世帯当たりの品目別の購入数量及び支出金額、購入頻度をみると、「焼酎」の購入数量が13,859mlで、全国3位(令和4年まで11年連続全国1位)となった。また、支出金額も9,931円となり、全国3位(令和4年まで6年連続全国1位)となった。
「ぎょうざ」(注1)は、購入頻度(注2)が839回となり、4年連続全国1位となったが、支出金額は3,498円で、全国2位(令和4年まで2年連続全国1位)となった。
(注1)冷凍餃子・外食(出前、テイクアウト)は含まない。
(注2)購入頻度は、当該品目への支出の頻度を抽出率調整などを行なった上で表したもので、100世帯あたりの回数で表章される。
年の結果においては、当該期間中の各月結果の合計で表章される。(統計局HPより)
「交通」は同等以上の水準に回復
「一般外食」、「パック旅行費」及び「宿泊料」は、ほぼ同程度の水準に回復
航空運賃等の「交通(注1)」をみると25,613円で、新型コロナウイルス感染症の影響がなかった2019年の支出金額17,821円の143.7%となり、同等以上の水準となった。
「一般外食(注2)」は143,235円で、2019年の支出金額144,157円の99.4%となり、ほぼ同程度の水準となった。
「パック旅行費」及び「宿泊料」は31,264円で、2019年の支出金額33,578円の93.1%となり、ほぼ同程度の水準となった。
(注1)「交通」の支出金額は航空運賃、タクシー代、バス代及び鉄道運賃の合計支出金額
(注2)「一般外食」の支出金額は喫茶代、飲酒代、食事代の合計支出金額
「食料」が消費支出全体に占める割合が増加
2023年の宮崎市の1世帯当たりの「食料」が消費支出全体に占める割合は28.4%で、2013年から2023年の過去10年間と比較すると、最も高くなった。物価高の影響もあり、前年からは2.6ポイント上昇した。
詳細については、添付ファイルで御参照ください。
家計調査報告(宮崎市)令和5年(2023年)平均(PDF:3,178KB)