第1回新型コロナウイルス感染症に係る経済雇用対策会議について
新型コロナウイルス感染症に関する今後の経済雇用対策の構築にあたって、行政と各民間団体が情報を共有化し、連携しながら対応していくことを目的として、経済雇用対策会議を開催しました。
1.開催日時
令和2年4月24日(金曜日)
午後1時30分から午後3時
2.開催場所
宮崎観光ホテル3階
3.出席団体等
経済団体(順不同)
宮崎県商工会議所連合会、宮崎県商工会連合会、宮崎県中小企業団体中央会、宮崎県経営者協会、宮崎県農業協同組合中央会、宮崎県経済農業協同組合連合会、宮崎県漁業協同組合連合会、宮崎県森林組合連合会、宮崎県ホテル旅館生活衛生同業組合、宮崎県観光協会、宮崎県バス協会、宮崎県建設業協会、宮崎県銀行協会、宮崎県飲食業生活衛生同業組合、日本労働組合総連合会宮崎県連合会
行政機関
宮崎労働局、九州財務局宮崎財務事務所、宮崎県市長会、宮崎県町村会、宮崎県
4.主な意見等について
- 繁華街の中に構えている店舗がたくさんある。通常の飲食店は休業要請が出ていない以上、店を開けるべきか、開けないべきか、非常に悩んでいるところである。
- 県から示された融資枠(340億円)がどこまで持つか分からないが、この金額をはるかに超える状態になった場合は、更なる枠の拡大の検討をお願いしたい。
- 現在、路線バスの乗客数が半減している。この状況は半年以上続くのではないかと危惧している。
- 肉用牛生産者の出荷を止めないといけないことも心配されたが、そこまでは至っていないところである。しかしながら、この状況が続くと、在庫も少しずつ増加傾向が見込まれる。
- 3月~7月の宿泊施設のキャンセルは19万人を超えた。県内のホテルは、20軒ほど休館・休業している状況である。最も心配していることは、東京・大阪・福岡などの県外からの客による感染である。経営は厳しいが今回の緊急経済対策で少し光が見えた気がする。
- 建築の意欲が一気に削がれてしまっている。今、家を造ると有利になるような制度があるとありがたい。
- 今回はいくつもの支援制度が打ち出されたが、高齢の事業者などが全て理解できるだろうか。平等に、全ての人に行き渡る方法を考えないと、必ずもらい損ねる人が出るのではないかと危惧をしている。
- コロナ収束後は、行政も民間とタッグして素晴らしいまちづくりに繋げていけるよう、対応をしっかりとしていく必要がある。
- ゴールデンウイークの感染予防対策をしっかりと行なっていけば、宮崎はかなり早く回復するのではないか。
- 経済への影響が長期化する恐れがあるため、今回の緊急経済対策を第1の矢としたときに、第2の矢、第3の矢と支援を継続して欲しい。
5.会議資料