平成24年度第2回知事とのふれあいフォーラム
第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)
開催日時等
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開催日
- 平成24年7月25日(水曜)午後1時30分から午後3時まで
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場所
- 日南市役所東西会議室
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参加者
- 日南市の皆さん33名
- 知事
ふれあいフォーラムの内容
知事挨拶
- ふれあいフォーラムは、私自らが市町村に出かけ、各種団体の方などと意見交換をさせていただいていており、私にとっては大変ありがたいことだが、皆さんにとっては大変お忙しい平日の日中に貴重な時間をいただき、本当に感謝を申し上げたい。
- 私は広島県呉市の出身で、広島カープのキャンプ地である日南には以前から独特の思いがあった。地元が温かく球団を受け入れて密にいろんなコミュニケーションができているというのは、他にはないことだと思っているし、我が国を代表するスポーツキャンプのモデルがこの日南ではないかと思う。
- 一昨年、昨年と、本県も我が国も、様々な災害に襲われたところだが、こういう状況の中で経済の回復も含めて元気を出していきたいというのが一番関心のあるところであるし、一方で大震災の教訓を踏まえた災害への備えと経済対策を二本柱に今年度の予算を編成し、また様々な施策に取り組んでいるところである。
- 今年は古事記編さん1300年ということで、そういう大変厳しい状況の中でも、歴史的・文化的な宮崎ならではの宝、話題というものを全国に発信し、集客を図っていきたいと思う。
- そのほか、医療関係では、ドクターヘリが導入されたり、本県で研修を始める研修医が、去年はおよそ30人だったのが今年70人ぐらいに増えたりと、少し明るい材料も出てきているところである。
- 高速道路については、県南のほうはもっともっと整備促進を頑張らなければならないが、来年度は何とか延岡まで到達するところまできた。今年は5区間が開通するということなので、一歩一歩進みつつある状況かと思う。
- このような状況、認識のもとで、今日はぜひ皆さんに日南市の現状、また、日南市で活動されている思いから、いろいろ課題なり御質問をいただければと思う。
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フォーラムの様子
主な意見等
- 高速道路の整備促進について
命の道、絆の道として高速道路は必要。県南方面の一刻も早い整備促進をお願いしたい。
- 日南農林高校の跡地の活用について
地元でも環境整備に取り組んではいるが、メガソーラー、民間刑務所などの誘致は考えられないか。
- バイオマス発電所について
資源の活用と雇用確保の面から、また、林業県としても県南にも設置できないか。
- 土地改良施設の老朽化問題について
農地の集約化もあり、維持管理等に支障が出てきている。県の助成ができないか。
- 医師不足、救急医療対策について
県立病院や民間の救急告示病院に対する医師確保をお願いしたい。
- 口蹄疫、人工授精自粛要請による損害の補償について
口蹄疫のまん延防止に協力したのに十分な補償がされないのはおかしい。
- 防災対策について
土砂災害対策では地質や地形など現地の実態をより詳しく調べ、対策に反映してもらいたい。
- 県が若者に求める姿について
県民からの要望はたくさん出ているが、県が若い世代に求めるものは何か。
- 高校の設備充実について
エアコンがない教室があるので、エアコンを設置してほしい。
- 子育て支援の充実について
子育て支援のNPO法人立ち上げを準備しているが、県の支援をお願いしたい。
- 震災ガレキの受け入れについて
全国でも受け入れる都道府県は少ない。県の姿勢はどうなっているか。
- 米軍のオスプレイの問題について
県内が飛行ルートになっているようだが、県の姿勢はどうなっているか。
- 「みやざき犬」のPRについて
もっと全国へアピールすべき。
- 水産物(マグロ、カツオ)のPRについて
地元でも女性部で加工品を作ったり、給食にも活用をしている。知事からもPRをお願いしたい。
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知事総括
- 幅広くいろんな意見を、また子供たちから素朴な意見もいただき、本当にありがたく思う。今日いただいた意見等をしっかり受けとめて、今後の県政に生かしていきたい。
- ここだけでは十分できなかった意見交換については、今後別の形で、別の場でも対話を進めていきたいと思う。
- このような対話を進めていく、いろんな思いをお互いがぶつけ合うということが、これからの宮崎の発展、また日南の発展に結びつくと思っているし、市町村との連携を深めていくという姿勢でこれからも県政に取り組んでいきたいと思う。