掲載開始日:2022年12月5日更新日:2022年12月5日
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定例県議会知事提案説明要旨(令和4年11月)(12月5日追加分)(PDF:170KB)
ただいま提案いたしました補正予算案のご説明に先立ち、本県の新型コロナウイルス感染症対策の状況について、ご報告を申し上げます。
この冬に見込まれる「第8波」につきましては、水際対策の緩和等に伴い、季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されております。新型コロナが夏の「第7波」のような爆発的な感染となり、かつ、インフルエンザが過去のピーク時のような流行となった場合、県内で1日に約8千5百人の患者の発生が想定されます。
このため、先週末に県対策本部会議を開催し、感染症対策協議会の専門家のご意見も踏まえ、本県の「第8波」への対応方針を決定しました。ぜい弱な県内の医療提供体制が機能不全となる状況を防ぐため、
の3つの対策を重点的に推進してまいります。
既に北海道や東北などでは厳しい感染状況が続く中で、県内の新規感染者数も徐々に、そして確実に増加しており、本県も「第8波」に入りつつあるものと認識しております。これから年末年始にかけて、人と接触する機会や大人数での会合などの増加も想定されます。
引き続き、基本的な感染防止対策を徹底し、必要な保健医療体制をしっかりと確保することで、日常生活や社会経済活動を維持しながら、「第8波」による感染拡大や医療のひっ迫を防いでまいります。
それでは、議案の概要についてご説明申し上げます。
今回の補正は、早急な対応が必要な国の「総合経済対策」に係る第2次補正予算に対応するもの、年明け以降の観光需要喚起策に係るもの及び高病原性鳥インフルエンザ対策に係る経費について措置するものであります。
補正額は、
であります。
これに要します歳入財源は、
であります。
この結果、一般会計の予算規模は、
となります。
以下、事業の概要についてご説明いたします。
まず、国の第2次補正予算に係る事業として、幼稚園や特別支援学校などに通う子どもの送迎用バスへの安全装置の導入に要する費用を措置するとともに、妊娠期から出産・子育てまでの相談支援と出産・子育て応援ギフトによる経済的支援を一体的に実施する市町村に対し、その費用を補助します。
次に、年明け以降の観光需要喚起策として、旅行会社や宿泊事業者に対し、宿泊などの割引や県内限定で使用できるクーポン付与に係る経費を補助します。
最後に、高病原性鳥インフルエンザが全国各地で多発している状況を踏まえ、防疫措置に係る費用を増額します。
以上、追加提案いたしました議案の概要についてご説明しました。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
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