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掲載開始日:2024年11月21日更新日:2024年11月21日

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【医療機関の皆さま】麻しん(疑い含む)診断時の対応

麻しんは感染力が強く、感染拡大防止のため対策を早期に行うことが重要です。麻しん(疑い含む)と診断した医師は、以下のとおりご対応をお願いします。

麻しん届出基準:厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)

保健所へ連絡

臨床症状や行動歴、流行状況から麻しん(疑い含む)と診断する場合は、直ちに最寄りの保健所へ電話連絡してください。

保健所名 管轄市町村 電話番号
中央保健所 国富町・綾町 0985-28-2111
日南保健所 日南市・串間市 0987-23-3141
都城保健所 都城市・三股町 0986-23-4505
小林保健所 小林市・えびの市・高原町 0984-23-3118
高鍋保健所 西都市・高鍋町・新富町・西米良村・木城町・川南町・都農町 0983-22-1330
日向保健所 日向市・門川町・諸塚村・椎葉村・美郷町 0982-52-5101
延岡保健所 延岡市 0982-33-5373
高千穂保健所 高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町 0982-72-2168
宮崎市保健所 宮崎市 0985-29-5286

保健所からの確認・依頼

以下の内容を保健所から確認、依頼します。

保健所が医療機関に確認する事項

患者情報

  • 基本情報(氏名、生年月日、住所、所在地、連絡先、職業、家族状況等)
  • 発症からの経過と症状(発熱、発疹、カタル症状等)
  • 麻しん確定患者との接触歴等を含む行動歴
  • 予防接種歴、罹患歴(母子健康手帳の記録に基づくもの)

医療機関情報

  • 連絡窓口担当者名
  • 連絡窓口担当者職種
  • 連絡窓口電話番号

検体の提出依頼(必要時)

確定のための検査(行政検査)の実施については、保健所が判断します。行政検査を実施することとなった場合、以下の検体の確保、提出をお願いします。

  • 血液(全血2㎖):EDTA入り採血管もしくはクエン酸ソーダ入り採血管を使用。
  • 咽頭ぬぐい液:滅菌綿棒(スワブ)で採取し、ウイルス保存液入りスピッツへ綿棒を入れ密封。(スピッツから飛び出る綿棒の持ち手部分はハサミで切って処分してください)
  • 尿(10~20㎖):滅菌容器に採取。

検体は、保健所職員が回収するまで、冷蔵で保管をお願いします。

検体容器の準備ができない場合は、保健所へご相談ください。

患者への説明

以下についてご説明をお願いします。

  • 保健所から、調査のための連絡があること。
  • (行政検査を実施した場合)検査結果が判明するまでは、外出自粛していただくこと。

発生届の提出

検査診断例、臨床診断例ともに診断後直ちに感染症法に基づく発生届を行なっていただく必要があります。

感染症サーベイランスシステムより届出をお願いします。

(臨床診断例で、行政検査の結果が陰性であった場合は、結果判明後発生届を取り下げていただきます)

その他

麻しん患者と確定した場合、医療機関内での接触者も健康観察の対象となる可能性があります。

麻しん患者と確定となった際に、速やかにご対応いただくため、院内での接触者(職員・患者)の把握をお願いします。

行政検査結果判明後の対応

行政検査の結果が判明しましたら、保健所から連絡窓口担当者へ結果をご報告します。

本人にも結果をお伝えください。

陽性の場合

保健所が行う接触者調査へのご協力をお願いします。

陰性の場合

発生届の取り下げをお願いします。

関連ページ

関連資料

各種ガイドラインは、国立感染症研究所ホームページ(外部サイトへリンク)に掲載されています。

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お問い合わせ

福祉保健部薬務感染症対策課感染症対策担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:yakumukansensho@pref.miyazaki.lg.jp