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掲載開始日:2020年11月18日更新日:2020年11月18日
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11月17日の定例会見で説明した内容について、以下のとおり整理しました。県民の皆様には、第三波に対する厳重な警戒をお願いいたします。
新型コロナウイルスの感染状況については、現在全国で第二波を上回る新規感染者が確認されております。これまで、全国的な感染拡大とタイミングを同じくして県内でも感染が発生、拡大してきたことを踏まえ、私自身、現在の状況について、強い危機感を持っております。
本県のこの1ヵ月の状況を見ると、散発的に県外に由来した感染者が確認され、幸いにもそこからクラスターの発生等にはつながっていないところですが、現在は第二波の直前である7月の上旬から中旬と同じような状況にあるのではないかと考えております。県民の皆様には、改めて第三波に備え、厳重な警戒をお願いいたします。
現在、県のホームページにおいて、感染流行地域がどこなのか、きめ細かく情報提供を行なっておりますが、全国の感染拡大の状況を踏まえ、フェイスブックでも情報発信するよう担当部局に指示いたしました。今後、県の公式フェイスブックでも、毎週金曜日に県外の感染流行地域の情報を発信してまいります。
季節性インフルエンザの流行期に備えて、発熱等の症状のある方への相談・受診体制を整備しております。今後、発熱などの症状があるときは、まずはかかりつけ医など地域で身近な医療機関に電話相談をお願いします。当該医療機関で診療・検査が可能であれば、そこで診療・検査が行われ、診療・検査ができない場合は、他の医療機関を案内されます。なお、相談する医療機関に迷う場合は、新型コロナウイルス感染症受診・相談センターに御相談ください。
現在(11月10日時点)、県内の336医療機関において、診療・検査が可能となっております。医療機関の名称については、患者の集中等が懸念されることから、公表は行いませんが、各医療機関で連携し、速やかに診療・検査につなげる体制としておりますので、まずは身近な医療機関に御相談ください。
各医療機関においては、感染防止対策を徹底しておりますので、県民の皆様におかれましては、安心して相談・受診していただき、デマや風評被害が生じないよう、御理解・御協力をお願いします。また、相談・受診はできるだけ早く平日の昼間に行なっていただきますよう、重ねて御協力をお願いします。
今年も残すところ、約1ヶ月半となりました。年末年始の帰省や旅行、会食等における県民の皆様へのお願いについて、Q&Aの形でお伝えさせていただきます。
まず、帰省や旅行については、差し支えありませんが、密を避けるため分散して行なっていただきますようお願いします。また、体調が悪い方は、帰省や旅行は控えて頂きますようお願いします。
また、帰省や旅行を分散できるよう、県内の各事業所におかれましては、従業員の皆様の休暇の分散取得に御協力いただきますようお願いします。
なお、県庁におきましては、例年は仕事納めの日(12月28日)に庁内でテレビ放送している年末の知事挨拶について、25日(金曜日)に前倒しすることとしております。そして、例年本庁各課長級以上の職員約160名を集めて開催している年明けの仕事始め式(1月4日)についても、今回は各部局長等の幹部職員18名に絞って開催することとしており、県庁の機能を維持しつつ、職員がまとまった休暇を取得しやすい工夫を行うこととしております。
次に、会食や飲食についても、差し支えありませんが、感染リスクを下げながら楽しむ工夫に努めていただきますようお願いします。国が示している「感染リスクが高まる『5つの場面』」や本県の過去の事例等から作成した「感染はこんな場面で発生!」に注意いただき、改めて、3密の回避、会話の時のマスクの着用など、基本的な感染対策を徹底するようお願いいたします。
「新しい生活様式」のもとで、感染予防を徹底しながら県民の皆様に安心して会食を楽しんでいただきたいと考えております。そのため、会食において気をつけるべき事柄を分かりやすく、また、覚えやすい形でお伝えするため、『みやざきモデル』というキャッチコピーで整理してみました。
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県民の皆様には、「会食は『みやざきモデル』で!」を合言葉に、感染症対策に努めていただきながら、安心してお店を利用していただきたいと考えております。
最後に、県民の皆様にお願いがございます。
残念ながら、全国各地で、新型コロナに感染された方や、私たちの命を守り、暮らしを支えていただいている医療従事者をはじめとする関係者、その家族に対し、「傷つけるような言動」「デマ」、SNS上の「心ない書き込み」などが見られます。また、今でも、帰省者や旅行者が悲しい思いをしたということが全国ニュースなどで紹介されています。いかなる場合であっても、このような差別や偏見は許されません。私たちはお互いに支え合いながら生きていることに思いをはせましょう。今こそ、おおらかで、やさしい県民性が力を発揮する時はないでしょうか。ここ、ひなたの地で、帰省者や旅行者を、宮崎県民らしく、あたたかく迎えていただければと考えております。
福祉保健部福祉保健課
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