【知事記者会見】新型コロナに関する今後の対応、ワクチン接種について(令和3年2月22日)
概要
県内の感染状況について
本県の感染者数(12月~)
本県の直近一週間の人口10万人あたりの新規感染者数
全国と本県の感染状況比較
- 全国に比して、本県では年末年始の帰省や会食等を通してより急速に拡大
- 県独自の緊急事態宣言の迅速な発令(第3波では全国初)や、市町村・関係機関の連携をはじめ、県民の皆様のご協力などにより、全国に比して感染が急速に沈静化
- その後、県内に残された感染の火種により、クラスターが発生し、沈静化が緩やかに
- 全国も感染者の減少が鈍化しており、国の緊急事態宣言は継続中
新型コロナに関する宮崎県内状況の短期評価(直近2週間)
- 感染者数、完成経路等
新規感染者は、直近1週間の新規感染者数は、前週から減少し、県内全ての県域でステージ3を下回っている。また、感染経路不明な割合も減少している。
- 感染等の特徴
県内に残っていた火種により、高齢者施設でのクラスターが発生しているが、現時点では、感染は一定程度に収まっており、積極的疫学調査により感染者を追えている。
- 感染者の状況等
先週は教育・保育施設の感染により比較的若い世代の感染も多かったが、先週末の高齢者施設でのクラスターにより、重症化リスクの高い高齢者の感染が増えている。
- 医療提供体制等
病床占有率、療養者ともに、先週から減少し、重傷者も0人となったが、入院患者の多くは重症化リスクの高い高齢者となっているため、医療提供体制への負荷の蓄積が懸念される。
(下線部は、先週から評価が変更した箇所)
国の新型コロナウイルス感染症対策分科会が示す指標における本県の状況
今後の対応について
基本的考え方
県内の感染状況は沈静化しつつあり、全国の感染状況は減少傾向にあるものの、国の緊急事態宣言が継続していることや変異株が隣県でも確認されていることを踏まえ、総合的に判断
具体的な行動要請
高齢者施設で特に注意が必要なケース
高齢者施設等職員への行動要請
県民の皆様へのお願い
- マスクを外さないで!マスクを外すときは会話をやめて!
特に職場での休憩や食事の時間等に注意をお願いします
- 新しい生活様式の実践を!
特に高齢者や基礎疾患ある方と接する場合は注意してください
- 県外との往来は原則控えて!
仕事や受験のためなど、やむを得ない往来は自粛の対象外です(往来の際は感染症対策を徹底いただき、会食等の場面では特に注意してください)
隣県が生活圏の場合、通勤・通学・通院や生活必需品の買い出し等による往来は構いません
- ガイドライン遵守の徹底を!
各事業者の皆様は感染拡大防止のためのガイドラインを遵守してください
- 会食は「みやざきモデル」で
大人数、長時間は控えてください
- 発熱の有無に関わらず、少しでも体調に異変がある場合は、すぐに身近な医療機関の受診を
医療機関では、症状のある方は積極的に新型コロナの検査を行います
ワクチンへの対応について
医療従事者等への接種
2月中旬以降、順次ワクチン接種が開始されています
県ホームページ内に、ワクチン接種に関するページを作成しました
サイト内では、
- 新型コロナワクチン接種について
- 新型コロナワクチンに関するよくある質問
- 電話相談窓口
- その他
等の情報を随時公開していきます。
新型コロナワクチンに関する相談体制
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
- 電話番号:0120-761770(フリーダイヤル)
- 対応時間:午前9時~午後9時(土日・祝日も実施)
新型コロナウイルス感染症に関する厚生労働省の相談窓口
- 電話番号:0120-565653(フリーダイヤル)
- 対応時間:以下のとおり(土日・祝日も実施)
- 日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語:午前9時~午後9時
- タイ語:午前9時~午後9時
- ベトナム語:午前10時~午後7時
今後、県においても、ワクチン接種の副反応に関する相談窓口を設置します。
- 県の相談窓口では、副反応などの医学的知見が必要となる専門的な相談など、市町村では対応困難な問合せへの対応を行うこととしております。