「まん延防止等重点措置」の開始に伴う知事メッセージ（令和3年4月5日）

　本日から、宮城県、大阪府及び兵庫県において、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が開始されました。

　国の緊急事態宣言が解除された後も、十分に感染が沈静化しないまま、再び拡大する傾向を示しており、都市部から地方へと感染が染み出すように拡大していくことが強く懸念されます。

　国及び関係府県には、今回の措置に基づき、感染を早期に封じ込めるとともに、それ以外の地域でも感染が急増するようであれば、迅速かつ機動的に対応いただくよう強く求めたいと考えております。

　本県では、先月末、26日ぶりに新規感染者が確認され、会食の場を通じた感染集団の発生があったものの、全国の状況と比較すると落ち着いている状況にあります。

　しかしながら、全国的に第4波が拡大しつつある中、県内においても、県外から何らかの形で感染が持ち込まれることにより、いつ、どこで感染の再拡大が起きてもおかしくない状況にあると、強い危機感を持っております。

　本県では、人の移動が活発になる4月を「感染拡大防止強化月間」と位置づけ、警戒を強めています。県民の皆様におかれましては、改めて、マスクの着用やこまめな手洗い・手指消毒、会食の際の「みやざきモデル」の徹底、3密の回避などの感染予防対策に加え、「まん延防止等重点措置」の対象地域や感染拡大地域との不要不急の往来については、自粛していただきますようお願いします。

　また、「まん延防止等重点措置」の対象地域の皆様におかれましても、本県への不要不急の来県は、自粛していただきますようお願いいたします。

　県外からの感染持ち込みを防ぎ、県内での感染再拡大を何としても防止するため、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。

　令和3年4月5日

 

宮崎県知事河野俊嗣