掲載開始日:2022年8月31日更新日:2024年5月10日

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新型コロナウイルス感染症の後遺症について

新型コロナウイルス感染症の後遺症とは

新型コロナウイルスに感染した方で、治療や療養期間が終了したにもかかわらず、倦怠感や息切れ、睡眠障がいなどが長引いたり、新たに発症したりする方がいます。

WHO(世界保健機関)では後遺症を「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの(通常はCOVID-19の発症から3カ月経った時点にもみられる。)」と定義しています。

後遺症の主な症状は?

後遺症が疑われる症状としては、以下のような症状が報告されています。

コロナ症状

新型コロナウイルスに感染した方で、症状が無かった方や軽症であった方でも、後遺症が発現する場合があります。

後遺症かな?と思ったら

後遺症は、まだ実態が明らかになっていない面が多くありますが、時間の経過とともに快方に向かう場合がほとんどで、一般の診療で十分対応可能なものも少なくありません。

後遺症かな?と思ったら、まずはかかりつけ医などの身近な医療機関に相談してください。

かかりつけ医がないんですが・・・。

相談する医療機関に迷う方のために、宮崎県医師会がコロナ後遺症を診療してくれる医療機関を紹介しています。

かかりつけ医がない方や、かかりつけ医などで受診できない方は、以下のセルフチェックシートを記入してみましょう(チェックシートはダウンロードできます)。医療機関を受診すべきかの目安やどの診療科を受診すればいいかを確認することができます。受診先となる診療科が確認できたら、症状に応じた診療科のある医療機関一覧から検索し、受診してください。

セルフチェックシート

ダウンロードセルフチェックシート(PDF:173KB)

コロナ後遺症を診療してくれる医療機関一覧

  1. コロナ後遺症が疑われる症状を診療できる医師が不在の場合があります。受診する前には必ず医療医機関への電話確認をして、予約が必要な場合は予約の上受診してください。

  2. 後遺症状は、いまだ明らかになっていないことも多く、また、軽度の症状から長期にわたるサポートを必要とする症状までさまざまです。診療とケアの手順も標準化されていないため、記載している医療機関では、慎重な経過観察や対症療法を行なっています。

新型コロナウイルス感染症後遺症の実態把握調査

県では、コロナ後遺症の実態を把握し、必要な対策や、より効果的な県民への啓発につなげるために調査を実施しています。

令和5年1月31日時点の調査結果を以下のとおりとりまとめました。

 

令和5年5月31日時点の調査結果を以下のとおりとりまとめました。

 

実態把握調査のうち、県民向けのアンケートを引き続き実施しています。1か月以上後遺症が継続している方は、アンケートに御協力ください。

(アンケートの掲載場所)

その他

Q&A(令和4年11月25日付け厚生労働省改訂)

注意:罹患後症状とは、いわゆるコロナ後遺症のことです。

一般の方向け(以下の質問の回答をまとめたファイルを御覧ください)

Q1新型コロナウイルス感染症の罹患後症状とはどのような症状なのでしょうか。

Q2罹患後症状の代表的な症状にはどのような症状がありますか。

Q3罹患後症状は治りますか。

Q4罹患後症状の治療方法はありますか。

Q5罹患後症状がある場合、新型コロナウイルス感染症を他の人に移してしまうことがありますか。

Q6罹患後症状について、どこを受診すると良いでしょうか。

Q7新型コロナウイルス感染症に罹患してからずっと倦怠感が続いている気がします。受診が必要ですか。

Q8新型コロナウイルス感染症のワクチンは、罹患後症状に効果がありますか。

Q9罹患後症状が継続している場合でも職場復帰は可能でしょうか。

Q10罹患後症状が続く場合、活用できる支援制度はありますか。

医療機関からの質問

Q罹患後症状で受診した者の診療費は無料ですか?

  • A一般診療と同様に、診療費の自己負担が発生します。

Q罹患後症状で受診された方にリハビリを提供できますか?

  • A医師の判断でリハビリが有用とされる場合には、リハビリを提供することはできます。

Q罹患後症状と診断した場合、届出の必要はありますか?

  • A医師の届出の必要はありません。

関連リンク

厚生労働省ホームページ

お問い合わせ

福祉保健部健康増進課 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-26-7079

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:kenkozoshin@pref.miyazaki.lg.jp

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