掲載開始日:2012年12月28日更新日:2022年9月29日
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アカメ
Latesjaponicus
アカメ科
絶滅危惧2類
A
絶滅危惧1B類
県外:現在では主に高知県のみ県内:全域の河川河口部および隣接する沿岸域
主に汽水域を主体に生息。幼魚は、コアマモ群落に隠れて過ごす。未成魚から成魚は河口汽水域内(大きい河川)、および河口部周辺に生息(小さい河川)。河口域生態系の頂点に立つ大型魚であり、河口域生態系が豊かで、その環境が維持されて守れないと生存出来ない。
散発的に捕獲される。1メートルを越える大きなものは、すべて雌であり、性転換する可能性が大きい。成魚になるまでに雌は約10年、雄は約6年位かかると推定される。
コアマモ群落の急激な減少など汽水域の環境の悪化と人による捕獲。また、他の魚類資源の激減によるエサ不足等も大きな主要因であると推定される。
日本の固有種であり、本県の特産魚でもあり、教育・社会的にも極めて重要であるが、近年、マニアによる飼育が盛んになり、宮崎で捕獲されたアカメの幼魚が県外で高値で売買されている。
宮崎県では「マルカ」と呼ばれている。
環境森林部自然環境課野生生物担当
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