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報道発表日:2025年4月2日更新日:2025年4月2日

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白紙

Press release

霧島山(新燃岳)の警戒範囲縮小について

令和7年4月2日(水曜日)午前11時、新燃岳では、さらなる火山活動の活発化は認められないことから、警戒が必要な範囲が概ね4kmから概ね3kmに縮小されました。
これに伴い、道路や登山道が立入規制が一部解除されます。
なお、噴火警戒レベル3(入山規制)は継続されます。

1気象庁の発表内容

令和7年4月2日(水曜日)午前11時
福岡管区気象台及び鹿児島地方気象台が発表

火山活動の状況及び予報警報事項:

新燃岳では、3月30日に火山性地震の増加とともに、傾斜計で山体の膨張を示す地殻変動がみられましたが、その後火山性地震は減少し、さらなる山体の膨張を示す地殻変動は認められません。
同日に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山活動の活発化を示す特段の変化はみられませんでした。
監視カメラによる観測では、同日に新燃岳火口内の白色噴煙の量が一時的に増加しましたが、そのほかに特段の変化はみられません。
これらのことから、新燃岳火口から概ね3kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられるため、警戒が必要な範囲を概ね4kmから概ね3kmに縮小します。
地震回数が多い状態で経過しており、引き続き、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では、大きな噴石などに警戒してください。

防災上の警戒事項等:

弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
2011年と同様の爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

2道路及び登山道の規制について

今回の警戒範囲の縮小に伴い、以下の規制図のとおり規制が行われます。

3その他

【県の体制】

  • 令和6年12月12日(木曜日)午前11時:宮崎県情報連絡本部設置(噴火警戒レベル1から2への引き上げ)
  • 令和7年3月30日(日曜日)午前3時53分:情報連絡本部を継続(噴火警戒レベル2から3への引き上げ)

お問い合わせ

所属:宮崎県危機管理課(火山防災全般に関すること)  担当者名:堀内・畑中

ファクス:0985-26-7304

メールアドレス:kiki-kikikanri@pref.miyazaki.lg.jp

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