報道発表日:2024年1月25日更新日:2024年1月25日
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本県出身の作家で、県立図書館第23代館長を務めた中村地平の没後60年にあたって、地平のドキュメンタリー映画の試写会と、地平が黒木清次と共同で作詞した当館館歌の独唱披露(ピアノ伴奏)を開催します。
宮崎市に生まれ、台湾の旧制高校に進んだ中村地平(1908~1963年)は、東京帝国大学文学部に入学後、井伏鱒二の門下で文壇デビュー。「南方文学」を提唱する著名作家となったのちに帰郷し、戦後宮崎の文化振興に献身しました。
今回の試写会では、地平の足跡を描く今春公開予定のドキュメンタリー映画「中村地平」の試写と、映画の脚本・監督を務めた延岡市出身のアーティストの小松孝英氏のミニ講演を行います。
また、館歌披露では、地平が同じく本県出身の作家・詩人である黒木清次と共同で作詞した全国的に珍しい図書館歌を、声楽家の松本英樹氏(県立妻高校音楽教諭)、トランペット奏者の井手茂貴氏(県警察音楽隊元楽長)、ピアニストの安部まり氏のアンサンブルで披露するほか、楽曲のライブコンサートを開きます。
郷土の作家「中村地平」ー試写会と館歌披露ー
2024年3月23日(土曜日)
なお、試写会は午前と午後も同じ内容です。
宮崎県立図書館(宮崎市船塚3-210-1(県総合文化公園内))
2階視聴覚室(試写会会場)
2階研修ホール(館歌披露会場)
各100名(参加無料)
試写会のみ時間帯ごとの事前予約制です。下記へお申し込みください。
館歌披露は予約不要です。
宮崎県立図書館
開催事務局は総務・企画課(電話0985-29-2911)
今春公開予定のドキュメンタリー映画「中村地平」の試写(約90分)と、映画の脚本監督を務めた延岡市出身のアーティストの小松孝英氏によるミニ講演(約30分)を予定しています。
全国的にも珍しい図書館歌を、声楽家の松本英樹氏(県立妻高校音楽教諭)、トランペット奏者の井手茂貴氏(県警察音楽隊元楽長)、ピアニストの安部まり氏のアンサンブルで披露するほか、ライブコンサートを予定しています。
3月23日から31日までの期間、2階特別展示室で中村地平に関する所蔵資料の展示を開催予定です。