報道発表日:2024年11月7日更新日:2024年11月7日
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豪雨災害の多発を背景に、伝統的治水技術が着目されつつありますが、土木科の高校生がこれらを学ぶ機会は多くありません。延岡工業高等学校土木科は、令和5年度から、第一工科大学と連携し、伝統的な治水技術である霞堤がある家田地区(延岡市北川町)をフィールドとした実践的な学習に取り組んでいます。家田地区には洪水履歴を記録した標柱が設置されており、今回は、この標柱を計測し、同地区の過去の浸水範囲を推定する基礎的なデータを取得します。また、高校生が授業で使用した測量機器(トータルステーション)等を用いることで、高校における学習内容の応用の機会とします。
令和6年11月11日(月曜日)午前10時40分から正午まで(予定)
延岡市北川町家田地区
(1)開会
(2)家田地区への浸水と水位標について説明
(3)水位標の計測(水位計測および浸水日時の記録)
(4)閉会
本田泰寛(第一工科大学工学部環境エンジニアリング学科)
寺村淳(大正大学)
第一工科大学学生2名(環境エンジニアリング学科4年)
湯地龍男(延岡工業高校土木科教諭)
延岡工業高校土木科3年生徒8名