掲載開始日:2024年4月1日更新日:2024年11月27日
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ユネスコ等の国際的な専門機関や国内の省庁などが登録・認定する、地域資源に関するブランドのことです。
現在、宮崎県には、「世界農業遺産」や「ユネスコエコパーク」などの7つの地域資源ブランドがあります。
高千穂郷・椎葉山地域では、険しい山々に囲まれ平地が極めて少ない環境下において、人々の知恵と工夫により農業と林業を組み合わせた暮らしが営まれてきました。棚田などの美しい景観や五穀豊穣を願う「神楽」などの伝統文化が今も大切に受け継がれています。
地域:高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、椎葉村、諸塚村
認定年:2015年
世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域について(外部サイトへリンク)
宮崎県と大分県にまたがる九州最高峰級の祖母・傾・大崩山系は、急峻な岩峰や原生的な自然を有し、希少動物の宝庫となっています。自然への畏敬の念とともに、自然資源の保護や活用を進め、人と自然が共生したシステムを構築しています。
地域:延岡市、高千穂町、日之影町
登録年:2017年
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークについて(外部サイトへリンク)
綾ユネスコエコパークエリアでは、日本最大級といわれる照葉樹林の森の保全とともに、自然生態系農業や工芸品の生産など森の恵みを生かした経済活動で持続可能なまちづくりを推進しています。半世紀以上にわたって、自然と共生する地域づくりを推進していることは、世界的に高く評価されています。
地域:綾町
登録年:2012年
宮崎県と鹿児島県に分布する20あまりの火山「霧島山」を中心とした地域です。ここでは、起伏の激しい山々が折り重なる山岳地域やその麓に広がる平坦な盆地、切り立つ崖に刻まれた深い渓谷などの多様な地形が見られます。有史以前から現在に至る火山活動の歴史と、共に育まれた自然の多様性、そこに暮らす人々の歴史・文化を体験することができます。
地域:都城市、小林市、えびの市、高原町
認定年:2010年
日本独自の形である前方後円墳という古墳が造られた時代。宮崎平野でも西都原古墳をはじめ多くの古墳が造られました。列島各地であまた造られた古墳のある景観は、時の移ろいの中で様変わりしますが、宮崎平野には繁栄した当時に近い景観が今も保たれています。台地に広がる古墳の姿形が損なわれることなく、古墳の周りに建築物がほとんどない景観は全国で唯一です。
地域:宮崎市、西都市、新富町、高鍋町
認定年:2018年
大根を干すための「大根やぐら」が林立する風景は、この地域の冬の風物詩となっています。耕畜連携による土づくりを行いながら、温暖湿潤な気候風土を最大限に活かし、年間を通した作付体系と「干し野菜」の伝統技術を多角的に組み合わせた露地畑作の高度利用システムを実現しています。
地域:宮崎市
認定年:2021年
江戸時代から続く「かつお一本釣り漁業」は、水産資源を守ることを優先したSDGsにも通じる伝統漁法です。飫肥林業とも結びつき、山林資源を造船などに活用し、船上での技術継承までを一体で行う循環型の漁業システムを実現しています。
地域:日南市
認定年:2021年
地域資源ブランドエリア内で様々な取組みをされている方々へ取材を行なった記事を掲載しています。
(取材日ごとに掲載しています。)
世界・日本国内に誇れる全県的な宝である県内7つの地域資源ブランドにおいて、児童生徒が地域に実際に行き体験するツアーを実施することで、地域への愛着や誇りを醸成し、地域資源ブランドの認知度向上を図ることを目的に実施しています。
開催日:8月6日(火曜日)
募集人数:15名(応募締切7月15日)
開催日:9月29日(日曜日)
募集人数:11名(応募締切9月3日)
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