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掲載開始日:2015年8月26日更新日:2015年8月26日

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平成27年度第4回知事とのふれあいフォーラム

第4回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成27年8月26日(水曜)午前10時30分から正午

場所

カルチャープラザのべおか3階ハーモニーホール

参加者

延岡市の皆さん26名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 日中の大変お忙しい中、多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • 東九州道が開通して、九州中央道も整備が進みつつある。そして、細島港の整備も進み、延岡という場所が非常に大きく開けた。宮崎県全体を考えたときに、延岡を中心とする県北が伸びていくことが県全体の発展につながっていくのではないか。
  • 「対話と協働」を掲げており、いろんな形での意見交換をさせていただいている。現場の皆さんの生の声を生かしながら県政を前に進めてまいりたいと考えているので、限られた時間ではあるが、忌憚のない御意見をいただきたい。

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フォーラムの様子

延岡1

延岡2

延岡3

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 福祉・保健対策について
    少子高齢化が進んでおり、福祉や医療・介護はどうなっていくんだろうという心配があるが、県として、今後どのようにこれを進めていくつもりなのか。
  • 県内でのインターンシップ受入れについて
    県外の大学に行っている娘がおり、就職活動を真剣に考える時期になってきたので、宮崎県内でインターンシップを受け入れる企業がないか調べたところ、受入可能な企業の数が少なく、職種も限られているとのことだった。できれば県内に戻ってきてほしいという気持ちがあるのだが、企業と学生をつなぐような取組はあるのか。
  • 人口減対策について
    延岡の人口もだんだん少なくなっているのだが、何で少なくなるかというと、地元の企業は給料が低いので、学校を卒業した人が延岡に就職しない。景気をよくするためには、地元の卒業生が延岡に定着しなければならない。そのために、家族を持てるようなレベルの給料まで上げることができないのかなと思っている。
  • 保育所等の職員について
    保育所や幼稚園の教諭が全く足りておらず、子どもを預かるにも保育士等がいなくて預かれない。保育関係は、保育士や幼稚園教諭の資格を取らないと雇えない。短大や専門学校でいいので、養成のための講座を作っていただきたい。
  • 高速道路について
    大分から熊本までつながる中九州道と、延岡から熊本までつながる九州中央道の2つの進捗状況についてお聞かせ願いたい。
  • 県営施設の県北への整備について
    宮崎と延岡が近くなったのに、県北には県営の施設が少なすぎる。県営のスポーツ施設を県北に造ってもらえば、地域一体のスポーツランドみやざきとなり、朝から夜までにぎわうような県北になれるのかなと思う。
  • 水田農業及び畜産業について
    JA延岡は飼料米に特化した農業に取り組んでおり、生産農家の方も安定した収入を得ているので、これまでどおりの持続可能な農業経営の確立を進めていただきたい。
    畜産関係では、子牛の価格は上がっているが、増頭という形になっていないのは、高齢化の問題が大きい。大規模農家を育成するために、耕畜連携絡みで今の農政を継続的に進めていただくとともに、もう一押し、県からもてこ入れしていただきたい。
  • 県立延岡病院の充実及び国からの医療基金について
    延岡の医療を取り巻く環境は、東九州自動車道やドクターヘリの開通等で改善はしてきているのだが、まだまだ厳しい。ドクターや周りの職員の疲弊もあるので、県立延岡病院のさらなる充実を図っていただくとともに、可能であれば、県立延岡病院と医師会とが一体化した1次救急、2次救急、3次救急の体制をつくることができないものかと考えている。
    国からの地域医療介護総合確保基金が満額おりてきていないということで、県の施策も非常に困っていると思う。これは全国的な問題でもあるのだが、何とか解決していただきたい。
  • 雇用の場の創出、結婚サポートセンター及び里山等の保護について
    延岡市では若者が減っており、消防団が編成できないくらいになっている。いかに若者を地域に定着させるかというと、やはり雇用の場を創出しないといけないのだが、県内における雇用の場の創出や企業誘致について、県としてどのようなバランスで取り組んでいるのか。
    県が設置した結婚サポートセンターについて、いずれは延岡や都城にも支所的なものを設置していただきたいと期待しているのだが、どのような内容なのか。
    里山や棚田については、今70歳代ぐらいの人たちが山を守っているのがほとんどなのだが、後を継ぐ人がいないため、いずれ放棄することになるだろうという声をあちこちから聞く。里山や棚田は、単なる地域の景観又は自然保護ということ以上に、防災上の意味からも守っていく必要があるのではないか。
  • 子ども支援制度及び出生率の向上について
    平成27年度から開始した子ども支援制度において、1号、2号、3号の認定区分に該当しない子どもたちがいるのだが、そういう子どもたちに県がどのように支援をしていくのか教えていただきたい。
    人口減少の原因となっている出生率の低下に対し、県としてどのように支援をしていくのか教えていただきたい。
  • 文化活動の進展について
    一昨年に国際音楽祭のサテライト会場を延岡に作っていただき、市民の皆さんが大変喜んだことがあったのだが、県土の均衡ある文化活動の進展のためには、このように知恵を働かせることが必要ではないか。「第九を歌う会」についても、延岡だけが携わるのではなく、県内に広げていかなければならない。県の芸術劇場を延岡や都城に造れということではなく、そのような運営上の知恵を働かせる必要があるのではないかと思っている。
  • 整体やマッサージの仕事について
    はりやきゅう、マッサージなどの仕事について、大学を卒業した人たちが免許を取って開業することは問題ないのだが、免許を持たずにやっている人も多い。延岡市でも、宮崎県でも、日本全国でも数え切れないほど無免許の人がいるのだが、対策について教えていただきたい。
  • 100万泊県民運動及び国体の開催について
    県では、県民の宿泊マインドを増加させるための一環として100万泊県民運動に取り組んでいるが、インパクトがちょっと弱いような気がするので、もう少し県民に知ってもらうなどの手を打っていただきたい。
    県では、2巡目の国体開催を視野に取り組んでいるようだが、宮崎市を中心とした大会にならないよう、各地域に分散する大会にしていただきたい。
  • シルバー人材センターについて
    少子高齢化の中で、いろんな意味でお年寄りの活用の場というのは増えてきていると思うのだが、シルバー人材センターの会員数がなかなか増えない。シルバー人材センターについて、知事はどのような認識を持っておられるのか。
  • オリンピックに向けた選手の育成について
    松田丈志選手がオリンピックの水泳で活躍を見せてくれたとき、延岡がすごく盛り上がった。延岡学園の甲子園の決勝戦のときもすごく地域が盛り上がったが、県としてオリンピック選手を輩出しよう、アスリートをサポートしようという動きはあるのか。
  • 国際交流、平和に対する思いについて
    東南アジアやミャンマー、ベトナムなど、宮崎は国際交流が増えつつある状況だが、平和に対する思いを聞かせていただきたい。
  • 災害発生時における指揮について
    県の出先機関の職員は、多くがこちらに住んでいないようだが、夜に災害が発生したら誰が指揮をとるのか。

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知事総括

  • 本日は、大変御多用なところにお時間をいただき、感謝を申し上げる。今後ともこのような対話を進めながら、県政が少しでも前に進めるよう努力をしてまいりたい。

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