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【市町村財政】市町村決算等の概要
令和4年度市町村普通会計決算等の概要(令和5年12月)
特色
- 決算規模は、歳入総額・歳出総額ともに減少となりました。
- 経常収支比率は依然として高い水準にあり財政構造の硬直化がみられます。
- 歳入総額は7,045億円で前年度から383億円(5.2%)減少しています。
- 歳出総額は6,793億円で前年度から326億円(4.6%)減少しています。
- 地方債現在高は5,086億円で前年度から137億円(2.6%)減少しています。
- 積立金現在高は2,317億円で前年度から98億円(4.4%)増加しています。
- 経常収支比率は平均(加重平均)で90.7%で前年度から4.2ポイント上昇しています。
資料
令和4年度市町村等地方公営企業決算の概要(令和5年12月)
特色
- 決算規模は増加、総収支は黒字となっています。
- 他会計繰入金は前年度と比較して増加、建設投資額及び企業債残高は減少しています。
- 公営企業の決算規模は、前年度を24億円(3.1%)上回る800億円となりました。
- 経営状況は、97事業のうち、黒字企業が88事業、赤字企業が9事業となっています。
- 他会計繰入金は、前年度を19億円(11.7%)上回る178億円となりました。
- 公営企業の借金に当たる企業債現在高は、前年度を110億円(4.1%)下回る2,582億円となりました。
資料
令和4年度決算に基づく市町村等の健全化判断比率・資金不足比率の概要(令和5年12月)
1.健全化判断比率の状況
(1)実質赤字比率
- 早期健全化基準以上の市町村はありません(令和3年度決算も同じ)。
- なお、実質赤字額がある市町村はありません。
- 実質赤字比率…市町村の一般会計等の赤字の程度を指標化し、財政運営の悪化の度合いを示すもの。
(2)連結実質赤字比率
- 早期健全化基準以上の市町村はありません(令和3年度決算も同じ)。
- なお、連結実質赤字額がある市町村はありません。
- 連結実質赤字比率…公営企業を含むすべての会計の収支を合算し、市町村全体としての赤字の程度を指標化し、財政運営の悪化の度合いを示すもの。
(3)実質公債費比率
- 早期健全化基準以上の市町村はありません(令和3年度決算も同じ)。
- 県内市町村の平均値(加重平均)は7.3%です(令和3年度決算の平均値(加重平均):7.1%)。
- 実質公債費比率…市町村の借入金(地方債)の返済額及びこれに準じる額の大きさを指標化し、資金繰りの程度を示すもの。
(4)将来負担比率
- 早期健全化基準以上の市町村はありません(令和3年度決算も同じ)。
- 一般会計等が将来負担すべき負債に対し、負債の償還に充てることができる基金等の財源が多いため、将来負担比率の平均値は算出されていません(令和3年度の平均値(加重平均):0.9%)。
- 将来負担比率…市町村の一般会計等の借入金(地方債)や土地開発公社・第三セクター等を含めた市町村全体として将来支払う可能性のある負担額等の現時点での残高を指標化し、将来財政を圧迫する可能性の度合いを示すもの。
2.資金不足比率の状況
- 経営健全化基準以上の公営企業会計はありません(算定対象となる会計は92会計)。
- 資金不足額がある公営企業会計は1会計(串間市の病院事業会計)です(令和3年度決算:1会計(串間市の病院事業会計))。
- 資金不足比率…公営企業の資金不足額を、公営企業の事業規模である料金収入の規模と比較して指標化し、経営状態の悪化の度合いを示すもの。
資料
過去の資料
令和3年度決算
- (注)普通会計決算および地方公営企業決算の概要について、以下のページで記載誤りがありましたので修正しています。
- 普通会計決算(7ページ)
- 地方公営企業決算(13ページ)
令和2年度決算
令和元年度決算
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