掲載開始日:2005年3月5日更新日:2024年11月6日
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ここでは、高齢者のいる世帯に焦点を当て、その住宅の状況や居住状況についてみることにする。なお、ここでは、65歳以上の世帯員がいる主世帯を「高齢者のいる主世帯」とし、その世帯を次の3つの型に区分している。
高齢者のいる主世帯は、172,500世帯で主世帯全体の39.6%となっている。
高齢者のいる主世帯について、世帯の型別に推移をみると、高齢単身主世帯と高齢夫婦主世帯は年々増加している。高齢者のいる主世帯の数が増加を続ける中、多人数同居型ではなく、高齢単身のみ及び高齢者夫婦のみの世帯が増加し、世帯の小規模化が進んでいることを示している。
高齢者のいる主世帯について、住宅の所有の関係別割合をみると、持ち家が89.6%、借家が10.4%となっており、主世帯全体の割合(それぞれ67.1%、32.5%)に比べ、持ち家の割合が高くなっている。
次に、高齢者のいる主世帯に限ってバリアフリー住宅の状況をみると、「手すりがある」住宅は35.9%、「またぎやすい高さの浴槽」のある住宅が23.4%、「廊下等が車椅子で通行が可能」が18.3%、「段差のない屋内」が13.1%となっており、主世帯全体の割合(それぞれ26.4%、17.4%、14.5%、13.6%)と比べて「段差のない屋内」の項目以外は高くなっている。
高齢者のいる主世帯について、誘導居住水準以上の世帯は56.1%となっており、主世帯全体での割合(51.2%)に比べて高くなっている。
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