掲載開始日:2022年3月10日更新日:2024年2月6日
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「サツマイモ基腐病」は、糸状菌(カビの一種)が原因で、主にかんしょ(ヒルガオ科)に感染する病害です。感染するとかんしょの地際部の茎が黒変し、病徴が進むと葉や茎が枯死し、その後、塊根(芋)が腐敗します。他の病害に比べて感染力が強く、短期間で被害が拡大し、多発したほ場では大幅な減収が見られるなど重大な被害をもたらします。宮崎県では平成30年度の発生確認後、被害が続いており、被害防止・軽減が大きな課題となっています。
「サツマイモ基腐病」対策は、病原菌を「持ち込まない」、「増やさない」、「残さない」の三つが柱で、総合的な取組が重要です。生産の各工程でしっかりと対策を実践しましょう。
対策の詳細については、宮崎県版の農業者向け「対策マニュアル」をご確認ください。
併せて、防除対策の確認や被害発生の要因分析等に、防除対策をまとめた「防除暦」と、栽培管理において実践が必要な項目をまとめた「感染拡大防止チェックリスト」をご活用ください。
対策マニュアル及び防除暦は、抵抗性品種の特性や効果的な本病の薬剤防除体系など、生産現場での被害軽減等に結び付く新たな技術や最新の知見について、令和3年度に公開されたマニュアル及び令和4年度に公開された防除暦に、追記または改訂して取りまとめられたもの(令和6年産版)です。
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農政水産部農産園芸課畑作農業担当
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