平成17年（2005年）宮崎県産業連関表

• 2.平成17年宮崎県の経済構造
• 3.平成17年宮崎県経済の規模と循環構造
• 「宮崎県経済の構造」～平成17年宮崎県産業連関表結果報告書～

1.平成17年（2005年）宮崎県産業連関表の概要

（1）総供給及び県内生産額の伸びが縮小

平成17年の財・サービスの総供給は8兆7879億円で、対平成12年伸び率は0.8％の減少となり、平成7年から平成12年の伸び率（6.3％）を下回った。
県内生産額は6兆5764億円で、対平成12年伸び率は1.0％の減少となり、平成7年から平成12年の伸び率（6.9％）を下回った。

（2）中間投入率が低下傾向から微増へ

平成17年の県内生産額に占める中間投入額の割合は44.8％と、昭和55年以降低下傾向であったものが平成12年と比べ0.5ポイントの微増となった。これに対し、粗付加価値は55.2％で微減となった。

（3）移輸入超過額の拡大

平成17年の移輸出額は1兆6291億円、移輸入額は2兆2115億円で5824億円の移輸入超過となり、平成12年の移輸入超過額（4916億円）から908億円拡大した。

（4）生産波及効果の上昇

生産波及の大きさは、全産業平均1.38倍で、平成12年と比べて0.04ポイント上昇した。
生産波及の大きい産業は、鉱業、飲食料品、パルプ・紙・木製品等であった。