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掲載開始日:2024年3月29日更新日:2025年3月31日
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宮崎市中心部では、宮崎駅西口の駅前広場整備や民間による再開発、駅周辺とまちなかを結ぶグリーンスローモビリティ(ぐるっぴー)の運行など、まちなかの魅力と回遊性の向上につながる取り組みが進められています。
県においても、このような取り組みをさらに後押しするため、宮崎駅と中心市街地を結ぶ高千穂通りにおいて、令和3年度と4年度に社会実験を実施し、オープンカフェの設置など道路空間の利活用に関するニーズを確認した一方で、歩道の利活用時に、歩行者と自転車が輻輳することで両者の安全が懸念される状況にあり、歩行者や自転車通行者が共存できる道路空間の確保が課題となっています。
このようなことから、宮崎駅前交差点から橘通り3丁目交差点までの約700m区間(路線名:主要地方道宮崎停車場線(都市計画道路名:高千穂通線))の道路空間を、歩行者や自転車の安全で快適な通行空間や人々が滞在しやすい空間として再編し、居心地が良く歩きたくなる道路空間を創出することにしました。
高千穂通りのイメージパース(鳥瞰図)
道路空間の再編にあたっては、次のコンセプトおよび3つの整備方針に基づき、実施していきます。
また、人中心の道路空間を整備するにあたり、道路施設及び道路付属物等のデザインなどを検討するため、学識経験者や関係団体などからなる高千穂通りデザイン検討会を設置して、以下の検討内容を議論しています。
なお、検討会議については、公開としており、結果についてもホームページ上で公表しています。
(検討内容)
高千穂通り道路空間再編パンフレット(PDF:2,082KB)
道路空間の利活用手法の一つとして、道路占用許可が柔軟に認められる『歩行者利便増進道路制度(通称:ほこみち制度)』があります。
ほこみち制度を活用し、歩道等の中に、歩行者の利便増進を図る空間(歩行者の滞留・賑わい空間)である「利便増進誘導区域(特例区域)」を指定することで、オープンカフェやベンチなど歩行者の利便増進に資する施設の設置が可能となります。
<国土交通省ほこみち制度について>
高千穂通りにおいては、ほこみち制度を導入することとしており、令和6年7月に歩行者利便増進道路の指定を行い、令和7年3月にNTT広島ビル北棟前の歩道に利便増進誘導区域を指定しました。
今後、NTT広島ビル北棟前のエリアをモデルケースに、民間を主体とするエリアマネジメント団体や宮崎市とともに道路空間利活用の基盤づくりを進めます。また、歩道の改築や道路空間利活用の状況を踏まえて、適時、利便増進誘導区域の指定を行う予定にしています。
高千穂通りの道路空間利活用イメージ
高千穂通りを「居心地が良く歩きたくなる」空間とするために、令和6年度から「まちなかウォーカブル推進事業」を活用し、宮崎市や事業者等と一体となって『「通る」から「居場所」となる高千穂通り』となるよう整備を進めています。
宮崎市中心市街地地区(高千穂通線)まちなかウォーカブル推進計画(PDF:1,378KB)
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県土整備部都市計画課街路・まちづくり担当
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