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掲載開始日:2024年12月16日更新日:2024年12月16日

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令和6年度高千穂保健所運営協議会の議事概要を公開します

1.開催日時

令和6年12月3日(火曜日)午後1時30分から午後2時50分まで

2.場所

高千穂保健所講堂

3.出席者

(1)委員

甲斐(宗)委員、岩田委員、井上委員、飯干委員、工藤(あ)委員、工藤(房)委員、甲斐(恵)委員、藤野委員、亀川委員

(2)事務局

所長、次長(総括)、次長(技術担当)兼衛生環境課長、総務企画課長、健康づくり担当副主幹、衛生環境担当副主幹、総務企画担当主査、監視指導担当主幹(延岡保健所)

4.議題

  • (1)保健所における結核対策について
  • (2)SFTS感染予防~動物管理の視点から~
  • (3)高齢化社会と動物(ペット)飼育~社会福祉と動物愛護管理の他機関連携~
  • (4)その他

5.議事要旨

各議題について事務局より説明があった後、以下のとおり質疑が行われた。

(1)保健所における結核対策について

(委員)

結核患者の接触者に対して、今はツベルクリン反応検査をしていないのか。

(事務局)

以前は、ツベルクリン反応検査にて、結核への感染性を確認していたが、現在は、採血による「IGRA検査」で感染しているかの確認をしている。ただし、乳児など(2歳未満)は、「IGRA検査」と「ツベルクリン反応検査」を併用して検査を実施し、感染しているかの判断を行うこともある。

(2)SFTS感染予防~動物管理の視点から~

(委員)

ヒトにおけるSFTSの感染予防について、効果的な対策を教えてほしい。

(事務局)

感染予防策としては、真ダニに刺されないようにするために、野外では肌の露出を少なくし、野外活動時には忌避剤(虫除けスプレー等)を使用してほしい。忌避剤については、「ディート」や「イカリジン」という成分が入ったものが有効と言われている。

(3)高齢化社会と動物(ペット)飼育~社会福祉と動物愛護管理の他機関連携~

特になし

(4)その他

(委員)

さくら猫活動はやっているのか。野良猫がいた場合、どうすればいいか。

(事務局)

さくら猫とは、避妊去勢手術済みのしるしとして、耳先をカットした猫のことを指す。カットした形がさくらの花びらに似ていることから、こう呼ばれている。これはその代限りで命を全うさせ、それ以上「飼い主のいない猫」を増やさないようにする活動である。この活動主体は3つあり、1つ目が県が行う「地域猫活動」で、これは地域住民の合意が必要。2つ目が3町で取り組んでいる「どうぶつ基金活動」、3つ目が愛護団体や一般のボランティアさん方が自発的に取り組んでいるもの。飼い主がいない猫について、動愛法(動物の愛護及び管理に関する法律)の規定により、基本的に保健所での引取りは行っていない。ただし、自活できない生まれたばかりの猫や、交通事故・病気で衰弱した猫の保護は行う。子猫は授乳などの世話をして、負傷動物も可能であれば治療して新しい飼い主に譲渡している。

(委員)

西臼杵には愛護団体はあるのか。

(事務局)

正式な団体は無い。個人活動のグループのみ。

(委員)

高千穂町では、町民活動支援事業の中で本年度立ち上げたボランティア組織に対して、導入に伴う助成、活動支援などを行っている。ただし、宮崎県内での動物愛護基金の活動がいつまで続くのかは不明瞭である。また、この活動を続けるには、支援していただいている獣医師の皆様の協力が必要である。

6.資料

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お問い合わせ

宮崎県高千穂保健所総務企画課
電話:0982-72-2168
ファクス:0982-72-4786
メールアドレス:takachiho-hc@pref.miyazaki.lg.jp