掲載開始日:2024年7月10日更新日:2024年7月10日
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令和6年6月19日(水曜日)午後2時から午後3時まで
宮崎県総合保健センター5階大研修室
髙村委員、野村委員、松本委員(代理:綾町福祉保健課入船課長)、阿部委員、山下委員、竹森委員、大山委員、中窪委員、後藤委員、児玉委員、椎葉委員、中村委員、柳田委員(代理:高岡署刑事生活安全課日髙係長)
所長、次長、総務企画課長、健康づくり課長、衛生環境課長、衛生環境担当主幹、総務企画担当
各議題について事務局より説明があった後、次のような意見が出された。
(委員)
新興感染症は、新型インフルエンザと新型コロナ、約10年ごとに出現している。2020年としても、もうあと数年後にはまた出る可能性がある。このコロナのときの大変さを忘れずに、感染症対策をまとめておくというのは非常に大切なことだと思う。
個人の考えとしては、感染症に備えるのは大事だが、感染症の重症と感染のしやすさによっても異なるので、一概にこうしたら大丈夫だというものはないと思う。それでも、今回のことを踏まえて先手先手で対応するというのは大事なことだと思うので、こういう計画を基に行政は動くということがよくわかる。
(委員)
能登半島の災害関連死が、熊本地震を超えたというニュースが今週あったが、水道が復旧していないので、自宅にも帰れないという人もたくさんいると思う。備蓄は、各個別に行なってもらうのが基本だが、行政は備蓄をしていないのか。
(委員)
綾町では、今年度中に、すべての自治公民館、22地区の公民館に備蓄倉庫の整備をしているところ。また11月頃に、全町民向けに一斉避難訓練を予定しており、今後も定期的に避難訓練を実施したいと考えている。
(委員)
水がなくなると、歯磨きができなくなる。虫歯や歯周病だけではなく、口の中が不潔になると、それが肺に入って誤嚥性肺炎を起こしやすくなり、災害関連死などが多くなる。歯磨き粉を使わなくても、水なしでも、歯磨きをして吐き出すだけでよく、また、フォームタイプのうがいをしなくてもよい商品も結構あるので、そういうものを常備しておくといい。
(委員)
今回のことで、おそらく各個人も含めて、行政もその災害に対する対応について、非常に考えることが多かったんじゃないかと思うし、具体的に少しずつ進んでるところもあると思うが、定期的にこういう備えが大事だということを発信する必要もあるのではないかと思いながら聞いていた。
(委員)
能登半島の地震の後に、宮崎市医師会もおそらく県内でいち早くJMATを派遣し、その報告を受けた。結局、現地に行ってもまだまだ混乱していて、チームとして、1日に2人ぐらい患者さんを診ただけでもう何もできず、「こうしてください」という情報が無く、行っただけでほとんど活躍できなかったという報告を受けた。医療も含めて、いろいろなことを統合するコーディネーターがいて、そしてうまく機能するということは本当に大変なことだと感じている。
説明があったが、年に1回訓練がある。県庁に集まって、「こういう想定で」ということで行なっているが、その通りにはなかなかいかないだろうなと思いつつ、やはりこういう訓練は続けていく必要があると思っている。
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宮崎県中央保健所総務企画課
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