掲載開始日:2024年11月11日更新日:2024年11月11日
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令和6年7月24日(水曜日)午後2時から午後3時30分まで
都城保健所多目的室
田口委員、池田委員(代理:吉永副市長)、木佐貫委員(代理:齋藤課長)、荒武委員、海老原委員、落合委員、川路委員、坂元委員、高梨委員、天神委員、徳留委員、中村委員、中山委員、松尾委員、山下委員
所長、次長(総括)、次長(技術)兼健康づくり課長、総務企画課長、衛生環境課長、総務企画担当専任主幹、健康管理担当主幹、疾病対策担当主幹、衛生担当副主幹、関係課職員
各議題について事務局より説明があった後、以下のとおり質疑が行われた。
(委員)
高齢者については、一律に野菜をたくさんとりましょうというのは当てはまらないのではないか。若い人、働き盛りの人と高齢者とでは栄養の取り方が違うのではないか。
(事務局)
説明が不十分だった。各年代それぞれのライフステージに応じた働きかけをしていくことが重要であると考えている。
(委員)
当地域の健康寿命は比較的上位にあり、体格であるとか野菜や食塩の摂取状況とはリンクしていないようであるが、いかがか。
(事務局)
健康寿命にはいろいろな要素が関わっていると思われるが、一つ一つの要素に分解していくと、もう少し改善の余地があるかもしれない。さらに上を目指して対策をしていければと思っている。
(委員)
高齢者のフレイル予防に関して、私たち(都城市食生活改善推進員)が地域で高齢者を集めて料理講習をする際は、野菜やタンパク質の摂取等について講義してから調理実習している。若い人のやせ気味の問題については、スタイルを気にして食べない事が多いなど、もろもろの生活習慣の基本的なことがあまり理解されていないようだ。正しい知識についてPRしながら、自分たちの健康は自分たちで守るという考え方を広げていきたい。
(委員)
子どもの肥満や野菜摂取不足について、学校給食等を通じた指導についてはいかがか。
(委員)
栄養教諭がいる学校では充実している。それぞれの学級ではできる範囲で指導を行っている。
(委員)
県民健康栄養調査は、どのような方法で行われるのか。全数に行うのか。
(事務局)
アンケート等による調査で、全数ではなく、無作為抽出された地域を対象とする。学校も全数ではなく一部である。
(委員)
資料18ページの都城保健所管内における子ども・若者の自殺者数の推移において、令和4年から急激に増加しているが、要因や背景を把握しているのか。
(事務局)
令和4年の「児童生徒の自殺」として厚労省が出しているデータによると、高校生の自殺の原因・動機において全日制では学校問題、定時制・通信制では健康問題が多かった。管内の急激な増加要因については把握しておらず、分析等実施していない。自殺に至るまでの動機は様々な要因が絡み合って発生するものと言われており、保健所が実施していく高校向けのこころの健康実態調査を通じ、背景要因の分析等に努めていきたい。
(委員)
結論を踏まえた自殺対策が多いが、前向きな取組があれば教えてほしい。過去の自殺対策協議会において、予防的な取り組み、活動といった対策が必要であるとの意見が出たように思う。
(事務局)
自殺に至るまで複数のリスク要因があり、いかに予防していくかが大事になってはくるが、効果的な取組や対策に至っていない。包括的な予防アプローチについてもっと取り組む必要があると考える。
(委員)
仕事上のことであれば職場のストレスチェック等で把握できることもあるが、家庭の問題、プライベートの問題となると非常に難しい問題である。
(委員)
県以外に相談窓口はあるのか。
(委員)
都城市でも障がい福祉課において電話、メール等で相談を受けている。また、相談窓口を掲載したカードやチラシを作成、配布している。
(事務局)
弁護士会や国、NPO団体等の相談窓口が開設されている。また、県教育委員会では、児童、生徒向けのSNS相談窓口を設置している。学校では様々な窓口が掲載されているポケットカードサイズのチラシ等を児童、生徒に配布している。
特になし
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宮崎県都城保健所総務企画課
電話:0986-23-4504
ファクス:0986-23-0551
メールアドレス:miyakonojo-hc@pref.miyazaki.lg.jp