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掲載開始日:2021年4月1日更新日:2021年4月1日
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「ヒノヒカリ」の幼穂形成期において、マルチスペクトルカメラを搭載したドローンで測定した「NDVI(植物の分布生育状況をカメラにより数値化した指標)×植被率(地表を覆う植物の割合)」は、生育指標として用いられる「草丈×茎数(m²当)×葉色(SPAD)」との相関が高く、省力かつ短時間にほ場全体の生育量把握が可能であることを明らかにしました。
ドローンによる測定の様子
生育状況の解析
焼酎麹用加工用米の安定供給ニーズに応え作物部で育成した、普通期栽培向けの「み系358」が平成28年に、早期栽培向けの「宮崎52号」が令和元年に県の奨励品種に採用されました。
作物部では、生産現場への普及に向け、施肥をはじめとする多収栽培方法を明らかにしました。
左:宮崎52号
中央:夏の笑み
右:コシヒカリ
多機能自動給水栓や直進キープトラクター・田植機、ドローン、収量食味コンバインについて、地域適応性の評価と導入技術の改良を行います。
主な育種目標をポスト「コシヒカリ」・「ヒノヒカリ」となり得る品種、業務用米品種、飼料用イネ品種等とし、新しい水稲品種の育成に取り組みます。
早期水稲後に飼料用稲等を活用した収量、品質、食味の向上安定化と省力化の検討を行います。
宮崎県総合農業試験場
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