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掲載開始日:2020年9月29日更新日:2020年9月29日
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9月28日まで、宮崎市・東諸県郡圏域において、14日間、新型コロナウイルスの新たな感染者が確認されず、また、濃厚接触者の健康観察期間も終了したところです。このため、9月29日、この圏域の感染区分を黄圏域(新規感染者が限定的な圏域)から緑圏域(感染未確認圏域)に変更します。併せて、県内すべての圏域が緑圏域となったことから、県の対応方針に基づき、県内全域の警報レベルを「1警報」から「0持続的な警戒」に移行します。このように、感染が抑えられ、本日を迎えることができたのも、現場の最前線で日々対応されている医療従事者の皆様や、感染症対策に取り組む事業者の皆様をはじめ、県民の皆様の御協力があったおかげであり、心から感謝申し上げます。
しかしながら、警報「レベル0持続的な警戒」への移行は、決して安全宣言ではありません。全国では都市部を中心に感染が継続し、隣県でクラスターも発生しており、また、来月からは「GoToトラベル」に東京が追加されることになっています。県内で感染防止を徹底しながらも、今後とも何らかの形で県外から感染が持ち込まれ、再び「黄圏域」が生じたり、警報レベルが「1警報」以上になるなど、一進一退が繰り返される可能性を覚悟しておく必要があります。コロナとともに生きる社会にあっては、可能な限り感染拡大防止に努めながら、社会経済活動とのバランスを図ることが重要となります。県民の皆様におかれましては、引き続き「新しい生活様式」の実践に努めていただくよう、また、事業者の皆様におかれましては、感染防止ガイドラインの徹底に努めていただくよう、お願いいたします。
また、感染者や医療従事者等への心ない誹謗中傷等が大きな社会問題となっています。差別、偏見、いじめを許さず、正しい情報に基づく冷静な行動をお願いします。
今後、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されており、県としては、引き続き、検査体制や医療提供体制の強化に努めるとともに、県民の皆様に対する分かりやすい情報発信や注意喚起等に取り組んでまいります。
令和2年9月29日
宮崎県知事河野俊嗣
福祉保健部福祉保健課
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