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掲載開始日:2023年5月22日更新日:2023年5月22日

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令和4年12月8日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和4年12月8日(木曜)13時00分~16時10分

出席者

公安委員会

島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.議題

宮崎県公安委員会が委嘱した委員への表彰(感謝状)について

警務部長から

  • 表彰の根拠、表彰の種類、被表彰者の要件(功労)、被表彰者

について報告があった。

委員が「長期間にわたって活動していただき感謝申し上げる。」旨発言した。

地方警察職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について

警務部長から

  • 条例改正の趣旨、条例の改正点、手当の適用範囲(地方警察職員の特殊勤務手当に関する規則の改正点)、施行期日

について報告があった。

委員が、「相当なリスクを伴う作業と思うが手当の支給額はどのように算出されているのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から、「地方財政計画上の単価として警察庁から示された額を根拠としている。」、本部長から「作業のリスク等様々な要素が加味された金額である。」旨説明を受けた。

2.報告

令和4年度警察署協議会会長連絡会議の開催について

警務部長から

  • 開催日時、場所、出席者、会議内容

について報告があった。

委員が、「警察署協議会の委員は警察署管轄内の住民の方々なので様々な角度から意見が出ると思う。」「コロナ禍で各警察署協議会に思うように伺えていない中で、協議会員と意見交換できる貴重な場と考えている。よろしくお願いしたい。」旨発言した。

令和4年度全国警察逮捕術大会・拳銃射撃競技大会及び令和4年度全国警察柔道選手権大会・剣道選手権大会の結果について

警務部長から

  • 開催日時、結果

について報告があった。

令和5年「110番の日」の実施について

生活安全部長から

  • 「110番の日」の趣旨、一日通信指令官の委嘱、各警察署の行事(予定)

について説明があった。
委員が、「このような機会を生かして、110番通報の適切な利用の促進を図っていただきたい。」旨発言した。
委員が、「高千穂署の模擬110番通報体験はよい取組ではないか。交番駐在所の統廃合の中で不安に思っている住民もいると思うが、このような模擬体験ができれば安心にもつながると思う。地域の方々に幅広く広報してもらえれば、より安心感が高まると思う。」旨発言した。

薬物事犯別の検挙状況と対策について

刑事部長から

  • 薬物事犯別の検挙状況、対策

について報告があった。
委員が、「県内の検挙人員の内、暴力団関係者の割合は全国と比較して多いのか。また、暴力団の関与は密輸・密売関係が主なのか伺いたい。」旨質問したところ、刑事部長から、「令和3年の数値では、県内の検挙人員の内暴力団関係者の割合は17.8%であり、全国の27.8%に比べると少ない。また、先般、県内でも最大規模の覚醒剤密売事件で密売をしていた大元の暴力団幹部を逮捕したが、このように暴力団が密売をして資金源にしていることが窺われる。」旨説明を受けた。
委員が、「薬物乱用教室の開催はコロナ禍で減少しているのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、「令和4年の10月末現在であるが、開催校は67校で前年比+12校、延べ回数は90回で+22回、参加児童・生徒は12561人で+3241人となっており、令和2年、3年に比べて増加している。小さい時からの情操教育は非常に大切だと思っているので、今後も学校と連携して積極的に開催していきたい。」旨の説明を受けた。

マラソン等のイベント開催に伴う交通対策について

交通部長から

  • 交通対策の目的、大規模イベント(複数警察署管内に及ぶもの)、交通対策の内容

について報告があった。

委員が、「マラソン等イベントが続くが万全の体制で対策をとってもらいたい。」旨発言した。

イオンモール宮崎・警察合同テロ対処訓練の実施結果について

警備部長から

  • 実施目的、日時・場所、参加者(約50人)、参観者等、訓練内容

について報告があった。
委員が、「今回の訓練で店を訪れていた買い物客は参加しなかったのか伺いたい。」旨質問したところ、警備部長から、「今回の訓練は従業員や警備員の方を対象に実施した。見学していた買い物客もいたが訓練には参加していない。」旨の説明を受けた。
委員が、「G7宮崎農業大臣会合まで日にちがない中でこのような訓練をしっかりとやっていただき意識が高まったと思う。」旨発言した。

その他

  1. 委員が、75歳以上で一定の交通違反歴がある者に対する免許証更新時の運転技能検査や、本年11月19日に福島市で発生した高齢運転者による死亡事故等を踏まえて、「現在の3年あるいは5年ごとの免許更新時の運転技能検査だけではなく、もっと短期の2年や1年ごと、あるいは交通違反事実があったごとに実車試験を実施するなど見直しも必要ではないか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、県内の運転技能検査の合格率(本年10月末現在)、臨時認知機能検査の実施状況等を説明の上、「高齢運転者対策は、令和2年に道路交通法が改正され、本年5月より運転技能検査制度やサポートカー限定免許制度が施行された。この新制度を効果的に運用することで高齢運転者の事故の防止を図っていくことが先決と考える。その上でこれら制度に関しては不断の見直しが必要と考える。」旨の説明を受けた。委員が、「ますます役割・責任が重くなっていくのではないかと思うが、より警察としても運転できる人かどうかをしっかりと見極めていただきたい。」旨発言した。
  2. 委員が、本年11月28日に開催された全国公安委員会連絡会議(代表者会議)の概要について報告した。
  3. 本部長から「本日、知事選の告示である。厳正公平な選挙取締りを実施していく。警察職員は選挙運動は禁止されているので規律の保持も徹底していく。」旨の発言があった

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.決裁

  1. 宮崎県公安委員会が委嘱した委員への表彰(感謝状)について(総務課)
  2. 苦情申出に対する調査結果について(総務課)
  3. 地方警察職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について(警務課)
  4. 宮崎県公安委員会等に係る情報通信技術を活用した行政の推進等に関する規定の一部改正について(警務課)
  5. 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例等の一部改正について(生活環境課・組織犯罪対策課)
  6. 宮崎県公安委員会事務先決規程の改正について(交通規制課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28