掲載開始日:2023年8月21日更新日:2024年3月27日
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豚熱ウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。
治療法は無く、発生した場合はその農場のみならず他農場への感染拡大を招きかねないことから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
令和5年8月30日、佐賀県内の養豚農場において、平成30年の岐阜県での発生以降では初めてとなる豚熱の感染が確認され、現在では2例の発生が確認されています(令和5年9月20日時点)。
令和5年8月の佐賀県での発生を受け、9月5日、国は九州全域をワクチン接種推奨地域に追加しました。
宮崎県では9月1日から登録飼養衛生管理者研修会を開催するなど、県内におけるワクチン接種体制を整備し、9月27日から県内全域を対象に豚熱ワクチン接種を開始しています。
また、県内での豚熱ワクチン接種に係る実施要領等を作成しました。
これまで豚熱ワクチン接種は、家畜防疫員及び知事認定獣医師にのみ認められていましたが、登録を受けた飼養衛生管理者による接種が可能となりました。
登録を受けるには、県が開催する研修会を受講し、必要な知識や技術等を習得する必要があります。
【NEW】令和6年度の登録飼養衛生管理者研修会については、下記のリンクからご確認ください。
宮崎家畜保健衛生所 |
電話:0985-73-1377 ファックス:0985-73-7922 |
都城家畜保健衛生所 |
電話:0986-62-5151 ファックス:0986-62-5155 |
以下のリンク先から研修会資料をダウンロードできます。
知事認定獣医師に交付していただくワクチン接種票のひな形を作成しました。
注意)いずれの様式も使用する際にセルの大きさを変更しないようご注意ください。
令和5年11月30日現在
当初計画 | 対象注1 | 実績注2 | 進捗率 | |
---|---|---|---|---|
農場数 | 346 | 311 | 311 | 100% |
頭数 | 約70万頭 |
717,240 |
717,240 | 100% |
注1:当初計画と対象の差(35農場)は、飼養豚がと畜出荷前であることや、初回接種豚を導入したこと、経営を休止中のため接種不要となった農場
注2:次の(1)、(2)の合計
(1)家畜防疫員又は登録飼養衛生管理者等によるワクチン接種が終了した農場(頭数)
(2)接種計画を策定し、ワクチンの必要量を受領した認定農場(頭数)
なお、県ではこれまでにワクチンの打ち手として、
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農政水産部畜産局 家畜防疫対策課防疫指導担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
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