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掲載開始日:2024年4月18日更新日:2024年4月18日

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宮崎県災害派遣福祉チーム(宮崎DWAT)の設置について

大規模災害時に、高齢者や障がい者などの地域の災害時要配慮者が、避難所等での長期間の生活を余儀なくされ、必要な福祉的支援が行われない結果、生活機能の低下などの二次被害が生じている場合があります。
宮崎県では、令和元年度から、避難生活の早期の段階から、災害時要配慮者の福祉ニーズを的確に把握し、可能な限りそのニーズに対応して生活機能の維持を支援していくため災害時の福祉支援体制の構築に取り組んでいます。
また令和3年3月に、一般避難所で災害時要配慮者に対して福祉支援を行う「災害派遣福祉チーム(DWAT)」の組成に向けたチーム員の養成(登録)研修を行い、宮崎DWATを設置しました。

1DWAT(ディーワット)とは

災害時における長期避難者の生活機能の低下や要介護度の重度化などの二次被害防止のため、一般避難所で災害時要配慮者(高齢者や障がい者、子どものほか、傷病者等)に対する福祉支援を行う民間の福祉専門職(注意)で構成するチームです。
なお、DWATとは、DisasterWelfareAssistanceTeamの略称であり、他県においてはDCAT(DisasterCareAssistanceTeam)とも呼ばれています。

  • <注意>
    社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員、精神保健福祉士、保育士、ホームヘルパー、相談支援専門員、介護職員、生活相談員、生活支援員

2「宮崎DWAT」の活動内容及び派遣期間

宮崎DWATは被災市町村の災害対策本部や一般避難所の管理者等のもとで、災害時要配慮者の福祉的支援のため以下の活動を行います。

  • 【主な活動内容】
    1. 福祉避難所等への誘導
    2. 災害時要配慮者へのアセスメント
    3. 日常生活上の支援
    4. 相談支援
    5. 一般避難所内の環境整備

なお、チームの派遣期間は、被災地の復興と自立を支援するためのものであることから、災害発生の初期段階(救命救急が完了するなど、チームが活動する上での安全が確認された時点)から概ね1カ月間程度となります。

3宮崎DWAT」の派遣の流れ

原則、県内で局地的な大規模災害が発生し、被災市町村からの要請があった場合に、チームの派遣決定を行います。

4「宮崎DWAT」の派遣に関する協定を締結している団体

令和3年10月末時点で、以下の15団体と宮崎DWATの派遣に関する協定を締結しています。

区分 団体等名
種別協議会
(事業者団体)
高齢者 1 宮崎県老人福祉サービス協議会
2 宮崎県地域包括・在宅介護支援センター協議会
3 宮崎県老人保健施設協会
障がい児・者 4 宮崎県障がい者支援施設協議会
5 宮崎県知的障がい者施設協議会
6 宮崎県障がい者相談支援事業連絡協議会
7 宮崎県社会就労センター協議会
児童・母子 8 宮崎県児童福祉施設協議会
9 一般社団法人宮崎県保育連盟連合会
職能団体 専門職の団体 10 一般社団法人宮崎県介護福祉士会
11 一般社団法人宮崎県介護支援専門員協会
12 宮崎県医療ソーシャルワーカー協会
13 一般社団法人宮崎県精神保健福祉士協会
14 一般社団法人宮崎県社会福祉士会
15 宮崎県リハビリテーション専門職協議会

5参考資料等

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お問い合わせ

福祉保健部福祉保健課地域福祉保健・自殺対策担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7326

メールアドレス:fukushihoken@pref.miyazaki.lg.jp