第104回宮崎県公文書開示審査会(議事録)
1.日時
平成25年10月18日(金曜日)10時30分~11時30分
2.場所
県庁本館3階特別室
3.出席者
郷会長、飯田委員、井手委員、佐保委員、新名委員
4.議題
- 会長互選、会長職務代理者の指名
- 諮問第52号に関する審議
- 平成24年度の公文書開示制度の運用状況について(報告)
5.主な議事内容
- 会長互選、会長職務代理者の指名
- 宮崎県公文書開示審査会規則第2条第1項の規定に基づき、委員の互選により全会一致で郷委員が会長に選任された。
- 同規則第2条第3項の規定に基づき、会長が会長職務代理者に佐保委員を指名した。
- 諮問第52号に関する審議
- 不服申立てに関する審議であるため、条例の規定により審査会は非公開で開催。
- 事務局より諮問事案の概要、異議申立人の異議申立書、実施機関の開示決定理由説明書等について説明した。
- 委員から次の事項について意見交換があった。
- 開示請求に係る公文書を実施機関は全て開示しているかについて
- 答申の方向性について
- 本日の審議に基づき答申案を作成し、後日、書面審議により答申をまとめることで了解された。
- 平成24年度の公文書開示制度の運用状況(報告)
- 開示請求の件数は8,383件で、前年度と比較して1,210件の減。(約13%減)
- 部局別の請求件数は、県土整備部(5,853件)が最も多く、農政水産部(1,185件)、環境森林部(517件)、警察本部(203件)、福祉保健部(198件)の順に多い。
- 公共工事や委託業務の実施設計書の開示請求が多く、請求件数は7,804件(全請求のうちの約93%)であった。
- 口頭による開示通知は13件で、大規模小売店舗立地法に基づく届出書の請求が多い。
- 不開示理由の内訳は、個人情報(2号)118件、法人情報(3号)108件、犯罪予防情報(5号)4件、事務事業情報(7号)13件、その他(存否応答拒否)7件となった。
- 個人情報としては、個人の氏名や押印などであり、法人情報としては法人の経営状況や経営方針、経営のノウハウなどが多い。
- 委員からは、他県の状況について質問があった。