第96回宮崎県公文書開示審査会(議事録)
1.日時
平成20年6月30日(月曜日)13時10分~15時00分
2.場所
県庁本館1階総務部会議室
3.出席者
郷会長、飯田委員、井手委員、新名委員、村田委員
4.議題
- 平成19年度の公文書開示制度の運用状況について(報告)
- 諮問第46号に関する審議
- 諮問第47号に関する審議
5.主な議事内容
(1)平成19年度の公文書開示制度の運用状況について(報告)
- 平成19年度の開示請求は363件で、昨年比59件の減。
- 部局別では、県土整備部、選挙管理委員会、福祉保健部、教育委員会の順に多い。
- 県内外を問わず、特定路線の道路供用開始図(地図、カーナビ製作会社等)、建築計画概要書の写し(県外業者)など、請求者が営業活動に役立てるような内容の請求が多い。
また一昨年度から開始した口頭による開示通知は18件。内容は公共工事の入札結果一覧、大規模小売店舗法に基づく届出書等。
- 不開示理由の内訳は、個人情報が103件、法人情報(事業活動情報)が46件、法人情報(任意提供情報)が1件、犯罪予防等情報が1件、事務事業情報が10件となった。
(2)諮問第46号に関する審議
- 不服申立てに関する審議であるため、条例の規定により審査会は非公開で開催。
- 答申書案について事務局が説明し審議された。
- 委員から事務局に答申の書き方(表現)についての質問があった。また文言について修正意見が出されたので、それらの意見をもとに答申案を一部修正、加筆した上で委員に再度送付し意見を反映させるとともに、最終的には会長一任で取り扱うこととなった。
(3)諮問第47号に関する審議
- 不服申立てに関する審議であるため、条例の規定により審査会は非公開で開催。
- 事務局より諮問事案の概要、審査請求人の主張、審査請求を受けての実施機関の対応等について説明。
- 続いて、答申書案について事務局が説明し審議された。
- 委員から特段の意見はなく、答申案は原案どおり承認された。