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掲載開始日:2024年11月1日更新日:2024年11月1日

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令和6年度宮崎県沿岸の水産資源の評価結果について

第14回宮崎県資源評価委員会における資源評価

宮崎県における水産資源の利用及び管理に関する基本方針(平成23年8月2日)」に基づき、令和6年に開催された第14回宮崎県資源評価委員会における評価結果を公表します。

年度の宮崎県資源評価委員会では、10魚種(アマダイ類、カサゴ、ヒラメ、イセエビ、マダイ、チダイ、タチウオ類、キダイ、ウシノシタ類、スズキ類)の再評価が行われました。

なお、今回の評価対象魚種を含め、宮崎県ではこれまでに26魚種の資源評価が行われています。

<資源評価結果の概要>

魚種名

令和6年の評価結果

(参考)前回の評価結果

水準

動向

特記事項

水準 動向
アマダイ類

中位

増加

漁獲対象である3歳魚以上の資源尾数・資源量が増加

R5

中位

増加
カサゴ

低位

横ばい

近年、資源量・資源尾数は横ばいで推移

R5

低位

横ばい
ヒラメ

低位

減少

種苗放流により加入を安定させるため、放流後のモニタリングや減耗要因の究明が重要

R5

低位

減少

イセエビ

中位

全体:増加

県北:増加

県中:横ばい

県南:増加

藻場造成等による加入量の確保や小型個体の再放流等による資源の有効利用が必要

R5

中位

全体:増加

県北:増加

県中:増加

県南:増加

マダイ

高位

増加

地先での再生産状況と環境変化をモニタリングし、人為的措置による増大が望める機会を把握することが重要

R5

高位

増加

チダイ

中位

減少

近隣県と漁獲動向に類似性がみられるため、近隣海域の漁獲動向も注視する必要がある

R1

中位

増加

タチウオ類

中位

増加

近年、南方系魚種であるテンジクタチの漁獲割合が高くなっているため、種組成の変化等のモニタリングが必要

H30

中位

増加

キダイ

高位

増加

資源水準は高いため、現状では資源管理措置の必要性はない

H29

高位

横ばい
ウシノシタ類

高位

減少

資源動向が緩やかではあるが減少となったため、漁獲量やCPUE等のモニタリングの継続が必要

R1

高位

増加
スズキ類 高位 増加 中長期的な資源変動をするため、今後も継続的なモニタリングが必要 R1 高位 横ばい

注意

  • 水準:過去20年程度の資源量や資源量指標値(資源量を判断する材料になる値)の変動から、現在の資源の水準を「高位、中位、低位」の3段階で評価しています。
  • 動向:直近5年程度の資源量や資源量指標値の変動から、現在の資源の動向を「増加、横ばい、減少」の3段階で評価しています。

資源評価結果の詳細版

源評価結果の詳細版は、宮崎県水産試験場のホームページにて掲載しています。以下の関連リンクからご覧になれます。

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お問い合わせ

農政水産部水産局 漁業管理課資源管理担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7310

メールアドレス:gyogyo-kanri@pref.miyazaki.lg.jp