掲載開始日:2011年12月27日更新日:2011年12月27日
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鳥インフルエンザウイルスの人への感染については、この病気にかかった鳥と接触して、羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、触れたりすることによって、大量のウイルスが体内に入ってしまった場合に、ごくまれにかかることが知られています。したがって、農場の近くに住んでいたり、近くを通ったりすることで感染することはありません。
なお、新型インフルエンザ情報、問い合わせ等については次をご覧ください。
インフルエンザウイルスは鳥類にも感染しますが、それを鳥インフルエンザといいます。鳥インフルエンザウイルスは通常、人に感染することはありません。
近年、東南アジアを中心に鳥インフルエンザの人への感染が下記のとおり報告されています。
鳥インフルエンザA(H5N1):感染者数867人死亡者数457人(2022年12月1日時点)
鳥インフルエンザA(H7N9):感染者数1568人死亡者数616人(2022年5月6日時点)
しかし、これらは鳥インフルエンザに感染した鶏等と生活を共にするなどの濃厚接触によるものです。
なお、日本での発生事例はありません。
インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって発生する病気です。インフルエンザウイルスにも種類がありますが、新型インフルエンザとは、これまで人がかかったことのない変異したインフルエンザウイルスに感染することによって発生するものであり、ひとたび発生すると、世界中の誰も防御に必要な抗体を持っていないことから、世界中で大流行を引き起こす可能性があります。
なお、より詳しい内容を知りたい方は、下の関連するページのリンク「厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)」をご覧ください。
新型インフルエンザウイルス発生の要因の一つとして、人に感染した鳥インフルエンザウイルスが人の体内で変異し、人から人へ容易に感染するウイルスになることがあげられます。
しかし、世界的にもまだその報告例はありません。
以上のように、今回の高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う人への感染は極めて低いことから、インフルエンザに近い症状が現れても、風邪や通常のインフルエンザと考えられます。早めに医療機関を受診してください。
なお、通常のインフルエンザでは、シーズン前の予防接種が有効です。手洗い、うがい、栄養・休養といった予防法により、通常のインフルエンザにかからないように注意してください。
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