掲載開始日:2014年5月8日更新日:2014年5月8日
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旧飫肥街道を基に整備した旧県道宮崎北郷線の山仮屋峠に開鑿された約56mの隧道で、当時最良の煉瓦を使用し、築造技術の水準がわかる土木遺構です。この工事は県技手根占助市の厳しい監督と用材の注文により完成し、現在は廃道後、北郷町の有形文化財として保存されています。
工事用煉瓦注文書です(明治25年1月7日)
大阪府堺区柳之町旭商社製造で、根占技手が上等品にして製造所の証明書添付のことと注文しています。
工事計画変更図面です(明治25年3月8日)
土圧に耐えるため、直立壁の構造を当時としては画期的な体曲線(アーチ式)壁に変更したものです。
購入煉瓦を大阪から現場まで運搬する費用入札書です(明治25年1月7日)
出典簿冊「県税負担道路更正」明治24~明治25(1891~1892)
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