令和4年8月3日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和4年7月21日（木曜）13時00分～15時30分

出席者

公安委員会

島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.議題

高知県公安委員会からの援助の要求について

警備部長から

• 援助の要求に係る公安委員会、援助を必要とする理由、援助を必要とする航空機、人員及び期間、援助を必要とする区域

について報告があった。

2.報告

令和4年夏の人事異動の日程について

警務部長から

• 人事異動日程、異動規模、所属通知

について報告があった。

令和4年度第1四半期における監察の実施結果について

首席監察官から

• 警察本部による随時監察、警察本部による総合監察、監察の実施結果、業務改善等要望事項

について報告があった。
委員が、「業務改善等の要望が現場の職員から出され、それを吸い上げてすぐに改善につなげており、非常に良いことだと思う。」旨発言した。

令和4年上半期の犯罪防止対策推進状況について

生活安全部長から

• 上半期における刑法犯認知件数の推移、令和4年の犯罪防止対策、本部重点犯罪の認知件数、重点犯罪の傾向、下半期に向けた主な取組

について報告があった。
委員が、「警察からコンビニの店員の方に対して、うそ電話詐欺を阻止したとして感謝状を贈呈している記事をよく見かけるが、コンビニ等へのうそ電話詐欺被害防止対策としてどのような取組を行なっているのか伺いたい。」旨の質問したところ、生活安全部長から、「各コンビニ店にうそ電話詐欺を看破するためのチェックシートや電子マネー販売時に使用するうそ電話詐欺の手口等を記載した封筒を配布しており、電子マネーを購入する客に店側から積極的に声掛けをしてもらっている。また、うそ電話詐欺を看破し被害を未然に防止していただいた店員等の方には積極的に署長感謝状を贈呈し称揚している。」旨の説明を受けた。
委員が、「コンビニ等店側の防犯意識が非常に高まっていると感じる。今後も被害の未然防止対策を推進してもらいたい。」旨発言した。

令和4年度宮崎県警察通信指令・無線通話技能競技会の結果について

生活安全部長から

• 実施日時・場所、出場所属、競技想定、成績

について報告があった。
委員が、「このような競技会を通じて、若い職員に高い技術が伝承されれば人財育成にもつながり非常によいと思う。」旨発言した。

令和4年上半期の犯罪情勢について

刑事部長から

• 刑法犯の認知・検挙状況、暴力団犯罪の検挙状況、薬物犯罪の検挙状況

について報告があった。

死体遺棄事件の検挙について

刑事部長から

• 検挙月日、場所、検挙署、被疑者、被害者、事件の概要、適用法条

について報告があった。

令和4年上半期の交通事故情勢について

交通部長から

• 交通事故の発生状況、歩行者事故の発生状況、高齢者事故の発生状況、今後（下半期）の主な取組

について報告があった。
委員が、「新型コロナウイルス感染症の影響により交通量が減少しているのか伺いたい。」旨の質問したところ、交通部長から感染症の影響前と令和2年、令和3年の交通量に関して説明がなされた。
委員が、「上半期の発生状況を分析し、少しでも交通事故が減少するように各種の取組を推進してもらいたい。」旨発言した。

その他

• 8月1日付けで公安委員会委員長に就任した島津委員長が、「いろいろと細かな質問をさせていただいているが、各部長から丁寧な説明、発言をしていただいており感謝している。就任した時に、企業経営者であり地元企業の社外取締役・監査役をお引き受けしている立場を踏まえて、公安委員会では受け身の姿勢ではしっかりとした管理監督ができないのではないかと感じ、疑問点を大いにぶつけて議論のできる活性した公安委員会を目指してきた。現在は、各委員、執行部のご尽力で、定例会報告以外のテーマについても積極的な発言が定着しており、それが実現しつつあると思う。さらに定例会等での議論が活性化し、宮崎県警察の発展に寄与できるようにしたい。」旨発言した。
• 本部長から「上半期の犯罪や交通情勢について報告したが、それぞれ様々な傾向があるので、下半期はそれらを活かした取組を推進し、犯罪や交通事故の抑止を図っていく。」旨の発言があった。

第2.決裁

• 高知県公安委員会からの援助の要求について（警備第二課）