健康状態調査結果（平成22年度学校保健統計調査結果）

• 平成22年度学校保健統計調査結果の概要

健康状態調査結果

1.裸眼視力1.0未満

裸眼視力1.0未満の者の割合は年齢が上がるにつれて高くなり、特に0.3未満の者の占める割合が高くなる傾向にある。
また、全国と宮崎県を比べると、11歳までは全国を下回っているが12歳からは全国を上回る傾向にある。(表10)

表10裸眼視力（1.0未満）（パーセント）

年齢	5歳	6歳	7歳	8歳	9歳	10歳	11歳	12歳	13歳	14歳	15歳	16歳	17歳
1.0未満0.7以上	X	11.4	8.8	9.1	10.1	8.2	9.3	14.6	7.9	9.3	8.0	X	7.1
0.7未満0.3以上	X	4.7	6.7	8.6	10.5	13.5	15.1	13.5	15.5	14.5	14.4	X	9.5
0.3未満	X	0.7	2.4	4.7	8.2	13.2	15.1	20.5	31.6	36.8	36.7	X	37.8
宮崎県計	X	16.8	17.9	22.4	28.7	35.0	39.5	48.7	55.0	60.7	59.1	X	54.4
全国計	26.4	18.5	21.6	26.6	32.3	37.5	41.9	48.2	53.9	56.1	56.6	55.0	55.3

注意：「X」は疾病・異常被患率等の標準誤差が5パーセント以上、受験者数が100人（5歳は50人）未満または回答校が1校以下のため統計数値を公表しないもの。

2.鼻・副鼻腔疾患

鼻・副鼻腔疾患(蓄のう症、アレルギー性鼻炎等)の者の割合は、数値が公表されているすべての年齢において10％を超えており、最も割合が高いのは14歳で18.9％である。
また、全国と比較すると、数値の公表されているすべての年齢において全国を上回っている。(表11・図33)

3.アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の者の割合が最も高いのは5歳で8.6％、最も低いのは17歳で0.8％である。
また、全国と宮崎県を比べると、5歳を除いた全ての年齢で全国を下回っている。(表11・図34)

4.むし歯（う歯）

むし歯(う歯)の者の割合は9歳が72.7％と最も高く、14歳までは未処置歯のある者が処置完了者を上回っている。
また、全国と宮崎県を比べると、全ての年齢で全国を上回っている。(表11・図35・36)

5.心電図異常：6歳、12歳及び15歳時のみ

心電図異常者の割合は6歳3.5％、12歳3.7％、15歳4.1％、年齢が上がるにつれ異常者の割合が高くなっている。(表11)

6.寄生虫卵保有：5歳から8歳時のみ

寄生虫卵保有者の割合は5歳は0.3％、6歳0.4％、7歳0.4％、8歳0.1％となっている。(表11)

7.ぜん息

ぜん息の者の割合は5歳が7.0％と最も高くなっている。
また、全国と宮崎県を比べると、5歳を除く全年齢で全国を下回っている。(表11・図37)

年齢別疾病・異常被患率等

• 表11:年齢別疾病・異常被患率等（エクセル：57KB）