高齢者の運転免許証返納促進について

提言（令和3年12月20日）

（性別：女性、年齢：30代）

高齢者の運転免許証返納促進に関して、県が職員としてタクシー運転手を採用し、免許証返納者のみが無料で乗車できるようにするという政策を提案したい。利用は基本的に免許証返納者のみの利用とし、それ以外の客は有料とすることで、ガソリン・車検・その他メンテナンス費用などタクシー運営費用に充てればよいのではないか。

回答

高齢運転者の運転免許証の返納促進については、本県の都市部と山間部では公共交通機関の整備状況が異なることなどから、運転免許証保有の必要性もそれぞれに異なり、運転免許証を返納しやすい環境の整備が課題となっております。
ご提案いただきました県としてのタクシー運営に関しましては、既存の事業者の経営に対する影響など、さまざまな配慮や慎重な検討が必要になると思われますが、一方で、タクシー会社に委託した「デマンド型乗合タクシー」の運行などを始めている市町村もあると伺っております。
県としましては、公共交通機関や中山間地域などに係る施策において、引き続き市町村の実情に沿った支援をしてまいりたいと考えております。