掲載開始日:2023年6月19日更新日:2023年6月19日
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令和5年3月30日(木曜)14時00分~16時00分
島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員
警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、刑事部参事官、総務課長
警備部長から
について報告があった。
警務部長から
について報告があった。
委員が、「交通事故当事者に正確性を欠いた説明をしたことに対する苦情について、その後の捜査はどうなったのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「映像を入手した被害者から映像の提供を受け、被疑者の検挙に結びつけた。防犯カメラの管理会社から被害者に対する映像提供の費用請求はされなかった。」旨の説明を受けた。
委員が、「店舗駐車場へのパトカー駐車に関しては、以前も同様のことがあった。警察学校で基本的な姿勢をしっかり教育して送り出すことが必要と思うが、警察学校長に伺いたい。」旨質問したところ、警察学校長から「学校では、警察官は一般の人よりも高い倫理観を持つよう指導方針を定めている。寮生活等を通じて、やってはいけないことについては厳しく指導する。」旨の説明を受けた。また、警務部長から「各警察署においても、例会などで都度教養を行うと共に、地域課長会議を通じて個別指導を行なっている。」旨の説明があった。
委員が、「横断歩道付近の人に気づかず、パトカーを走行させたことに対する苦情は、歩道にいた方からの苦情か伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「車に乗っていた方からの申出である。」旨の説明を受けた。
警務部長から
について報告があった。
委員が、「新たな情報が入ったら通知が来るのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「スマートフォンのアプリでプッシュ通知が来る。」旨の説明を受けた。
委員が、「テレビをほとんど見ない世代が増えてきているので、スマートフォンアプリを通じて情報発信するのはいいと思う。」旨発言した。
生活安全部長から
について報告があった。
委員が、「県民が安心して暮らせる地域社会の実現を図っていく中で、非常に大事な取組をしていただいている。登下校時の見守り活動を通じて、登下校時の被害防止に力を入れていただきたい。」旨発言した。
委員が、「年長児だった子どもが一人で歩いて学校に行くようになる時期であり、このような見守り活動を重視していただけると大変ありがたい。また、新入学児は学校が早く終わるので、下校の時間も見ていただけるとありがたいと思いながら聞かせていただいた。教育委員会との連携もしっかりお願いする。」旨発言した。
生活安全部長から「教育委員会から、生活安全少年課に出向してきている職員がいるので、さらに連携を強化していきたい。」旨の発言があった。
委員が、「新しい環境に置かれた子供たちが、慣れない状況で登下校するのは心配な状況であるのでよろしくお願いする。初めてスマートフォンを持つ子供に対して、親がいろいろコントロールするということも最初のうちにやらないとだめだと思うので、教育委員会と連携して推進していただきたい。」旨発言した。
刑事部長から
について報告があった。
委員が、「薬物が蔓延していると感じた。引き続き対策をお願いする。」旨発言した。
交通部長から
について報告があった。
委員が、「交差点における事故の割合が多いこと、事故の原因が物理的なものではなく、前方不注意や安全不確認など運転手の事情であることがよくわかった。交通指導取締り、啓発活動、道路施設対策により、県民に意識高揚をもたらすいい対策をとっていただいている。最近、他県の話であるが、子供がひき逃げされる事故が多いというニュースを耳にした。宮崎での子供のひき逃げ事故について伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から「ひき逃げ事故は発生しているが、子供が重傷を負うなどの社会的反響のある事故については今年は把握していない。例えば、被害者が幼児で供述が得られない場合でも、人と車がぶつかれば必ず何らかの痕跡が残るし、防犯カメラの捜査等により客観的証拠が得られるようになっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「交通事故多発交差点について詳しくまとめていただいており、このような資料があると交通事故防止に関する意識が高まると思った。交差点のカラー舗装化で横断歩道ではかなりの確率で車が止まってくれるようになり、効果があると感じた。Z世代は、テレビをほとんど見なくてスマートフォンから情報を得ているので、ツイッターなどのSNSを有効活用していただきたい。」旨発言した。
委員が、「何年か前に、本県で、日本一危険な交差点について報じられていたが、その交差点はどうなったか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から「江平五差路が平成30年に全国ワースト2位となったが、各種対策をとり、以降は交通事故多発交差点には入っていない。」旨の説明を受けた。
委員が、「交差点のカラー舗装などの対策が功を奏していると思うが、今回、事故多発交差点として出た場所についても工夫して対策をお願いしたい。」旨発言した。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「準備が大変だと思うが、しっかりした警備をお願いする。」「要人警護についてはいろいろと気を遣われると思うが、くれぐれもよろしくお願いしたい。」旨発言した。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「いろいろなことが想定されると思うが、大きな事件に発展しないようよろしくお願いする。」旨発言した。
委員が、「海の上での事案は海上保安庁が対応するのか伺いたい。」旨質問したところ、警備部長から「水際が境界となっているが、場合によっては連携して対応する。」旨の説明を受けた。
委員が、「カーフェリーの中でも陸とみなさないのか伺いたい。」旨質問したところ、警備部長から「接岸している場合は、陸とも接しているため、海上保安庁から連絡を受けて警察が対応することもある。」旨の説明を受けた。
委員が、「農業大臣会合の動線以外でも、いろいろなことが起こる。イギリスでサミットが開催されたとき、開催地以外のロンドンでテロが発生した。必ずしも開催地でテロが起こるわけではないという事例を念頭に置いていただければと思う。」旨発言したところ、本部長から「イギリスの例は、グレンイーグルスサミット開催中にロンドンでテロが起こったため、当時の首相がサミット開催地からロンドンに戻られ、会議の円滑な進行がテロによって妨げられた。必ずしも開催地だけでテロが起こるわけではなく、広島の会合開催中に宮崎でもテロが起こるかもしれないという意識を持たないといけない。」旨の説明を受けた。
警察学校長から
について報告があった。
委員が、「入校前の事前説明会で入校生の不安を取り除いていただいた。入校生の方々は、3年間コロナ禍で、これまでクラスマッチや修学旅行などの集団で行う行事を全く経験していないと思われ、社会生活という点ではとても苦労すると思う。その思いをくんで、これまでの入校生とは違うということを理解していただき、励ましながらの指導をお願いしたい。」旨発言したところ、警察学校長から「初任科生のスマートフォンの取扱いについて、規則を緩和するなどの対応を行なったところである。」旨の説明を受けた。
本部長から、「集団生活に全く慣れていない入校生は、誰にも相談できないような感じになると、すごく追い込まれてしまうのではないかということで、スマートフォンのルールを改めた。」旨の説明があった。
委員が、「昨年までは、スマートフォンをずっと保管していたのか伺いたい。」旨質問したところ、警察学校長から「入校生から、連絡を取りたい等の申出があれば使用させていた。」旨の説明を受けた。
委員が、「入校生全員がそろって卒業できるよう、しっかり鍛えていただきたい。SNSに画像をアップされることが心配である。」旨発言したところ、警察学校長から「SNSの発信については、これまでも文書にして厳格に規制しており、今後も同様である。」旨の説明を受けた。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
交通規制課長から、一般交通規制(新規、変更、解除)について公安委員会意思決定伺いがあり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。
宮崎県公安委員会
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