掲載開始日:2023年5月26日更新日:2023年5月26日
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令和5年1月19日(木曜)14時00分~17時15分
島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員
警察本部長、警務部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、生活安全部参事官、総務課長
警務部長から
について報告があった。
委員が、「どのような方法で視認し、表彰された職員にはどのような功労があったのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から、「視認の方法は、取調室に設置されているのぞき窓から視認している。また、表彰に関しては、取調べ監督業務を担当する各署の警務課員の中から表彰しており、自己の業務を適正に推進したことや署員に対して積極的に指導教養し不適切事案防止に努めたことなどの功労である。」旨説明を受けた。
委員が、「対象行為の具体例について伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から、「身体接触や机をたたいたり蹴ったり等の有形力行使、話さないと家族を逮捕するぞ等と申し向ける不安困惑言動、飲み物やたばこを与える便宜供与等がある。」旨の説明を受けた。
委員が、「取調べの可視化との関係について伺いたい。」旨質問したところ、刑事部長から、「取調べが密室で行われることから可視化ということが議論され、取調べの録音・録画が導入されたが、被疑者取調べ監督制度は、録音・録画の制度の前に、警察内部で取調べの適正化を図るという自浄作用をしっかり働かせる目的で始まったものである。取調べ監督を実施するのは取調べを担当する刑事部門ではなく、捜査とは直接関係のない警務部門が担当することとなった。」旨の説明を受けた。
委員が、「本県の視認率は全国平均よりも高いことから携わる職員の方の負担が大変だと思うが、今後も高い視認率を継続してもらい不適切事案の防止に努めてもらいたい。」旨発言した。
生活安全部長から
について報告があった。
委員が、「例年実施している支援活動と比べて大学生ボランティアの方が効果的なのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部参事官が、「大学生は対象少年と年齢が近いということで、お互いが理解を深め合えて良かった等との感想もあり、より効果的な支援活動であったと考えている。」旨の説明を受けた。
委員が、「毎年参加している少年もいるのか。また、大学生ボランティアはどのように募集しているのか伺いたい。」旨質問したところ、生安部参事官から、「長い期間をかけて継続して支援が必要な少年もおり、そういった少年は複数年に亘って参加している。大学生ボランティアについては、各大学に募集をお願いしており、希望の学生たちが参加している。」旨の説明を受けた。
委員が、「大学生にとっても非常に良い経験になると思う。相互に高め合って立ち直りが促されればよいと思うので、今後も継続して取り組んで欲しい。」旨発言した。
生活安全部長から
について報告があった。
委員が、「できなかった問題を検証し、弱点克服につなげるという観点が非常に重要だと思う。」、「競技会に参加した職員が、この分野でのスキルを磨いていかなければいけないと感じたのではないか。ますます必要性が高まる分野だと思うので、ぜひ職員の対処能力を高めていただきたい。」旨発言した。
刑事部長から
について報告があった。
交通部長から
について説明があった。
委員が、「宣誓項目の具体例について伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、「体調が悪い時の運転、夜間や通学時間帯の運転、連続した1時間以上の運転を控えるなどが宣誓項目となっている。」旨の説明を受けた。
本部長から、「宮崎の中山間部で、可能な限り安全な環境で運転をしていただくというこの取組は実効性があると感じている。夜間あるいは遠出の運転を控えるというだけでも高齢運転者の交通事故防止に効果があると思う。」旨の発言があった。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「警察庁指定広域技能指導官はどのような種類があるのか伺いたい。」旨質問したところ、警備部長から、「今回は災害警備の分野の指導官を招聘したが、職務質問の技能指導官や指名手配の見当たり捜査の技能指導官等がおり、依頼があれば各県警に赴いて指導等をしている。」旨説明を受けた。
警察学校長から
について報告があった。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
交通規制課長から、一般交通規制(新規、変更、解除)について公安委員会意思決定伺いがあり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。
組織の新設について(警務課)
警備部外事課から、「サイバー攻撃対策について」説明を受けた。
宮崎県公安委員会
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