令和6年5月23日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和6年5月23日（木曜）14時00分～14時35分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、サイバー戦略局長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.議題

宮崎県留置施設視察委員会委員の選任について

警務部長から

• 委員会設置の根拠等、委員会の組織、委員候補者、その他

について報告があった。

委員が、「被留置者との面接が仕事の内容にあるということであるが、留置施設内の処遇等について確認するのか。」旨質問したところ、警務部長から「留置施設視察委員会の中で、被留置者と面接をして意見を聞いているが、これまで特異な話はなかった。」旨の説明を受けた。

委員が、「委員候補者の地域バランスはとれているが、候補者を選任する際、地域性も考慮しているのか。」旨質問したところ、警務部長から「選任の場合は、県内の地域、県北、県南、県央等考慮しており、職業についても、法曹関係、医療関係、地域の有識者であったり、また必ず女性も入れる等考慮して選任している。」旨の説明を受けた。

2.報告

(1)6月定例会の日程及び提出議案等について

警務部長から

• 定例会の日程、常任委員会の日程、提出議案及び常任委員会の報告事項

について報告があった。

(2)人身安全関連事案（ストーカー事案・配偶者からの暴力事案・児童虐待事案）の対応状況等について

生活安全部長から

• ストーカー事案の対応状況等、配偶者からの暴力事案（DV事案）の対応状況等、児童虐待事案の対応状況等、各対策

について報告があった。

委員が、「ストーカー加害者に対する定期連絡という話があったが、これは再発防止対策ということか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「そのとおりである。最近の状況等を確認し再発防止を図っている。」旨の説明を受けた。
委員が、「ストーカー事案については、定期的に報告を頂いているが、丁寧かつ積極的に対応していただいていると感じる。」旨発言した。

(3)その他

1. 各委員が、九州管区内公安委員会連絡会議第41回定例会の結果等を報告した。
2. 生活安全部長から、特殊詐欺被害防止キャラクターの作成について説明があった。
3. 警備部長から、当面の警備情勢について説明があった。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.交通規制の意思決定

交通規制課長から、信号機の新設及び一般交通規制（新規、変更、解除）について公安委員会意思決定伺があり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。

第4.テーマ報告

交通企画課から「DXを活用した高齢運転者の交通事故防止実証実験」の結果について説明を受けた。

第5.決裁

1. 苦情申出に対する調査結果について（総務課）
2. 宮崎県留置施設視察委員会委員の選任について（総務課）
3. 石川県公安委員会からの援助の要求について（地域課）
4. 道路交通法施行細則の一部改正について（交通企画課）
5. 宮崎県公安委員会事務専決規程の一部改正について（交通企画課）
6. 審査請求に係る口頭意見陳述の実施について（運転免許課）